缶詰だけど、それが何か?

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again043_Part1_山菜蕎麦

2010-08-18 12:23:04 | レシピ
8/14(土)

Year, n.
A period of three hundred and sixty-five disappointments.

年、名詞:
365回の失望が起こる期間。

当たり前の言葉を皮肉たっぷりに再定義した「悪魔の辞典」。
南北戦争に従軍したこのアメリカ人のジャーナリストは、
その時の足取りをたどろうと、ワシントンD.C.を去る。
しかし、アンボローズ・ビアスはメキシコで消息を絶つ。

ビアスは26,000回以上の失望を重ねて失踪したんだろうか?

ここのところ、土曜日になると嫁さんは寝たきりになる。
無駄に早起きをしたかと思うと、また午前中に寝る。
そして、お昼ごはん後にまたベッドへ行く。
週5日も働けばそうなるか・・・
15年以上も年中、寝たおしてきた人生だったんだから。
午前中にOKストアに行こうと思ったけれど、嫁さんの2度目の目覚めは11時。
これから出ると、またまた弁当になってしまいそうなので断念。

さて、何を・・・ああ、こんなものがあった。



株式会社ゆのたに「越後湯之谷 山菜づくし」
先月、田園調布の富澤商店で買ってきたもの。
ワラビ、水菜、タケノコ、ヒラタケ、キクラゲを薄味で仕上げたもの。

昆布を水から中火で煮て、沸騰したら火を落とす。
昆布を取り出してから、カツオ節粉をどばどばと。
沈殿したら、中火で沸騰させたら火を落として、また沈殿するまで待つ。
ペーパータオルで濾したら、鍋に戻す。
日本酒大さじ1、みりん大さじ3、醤油大さじ2を加える。
昆布を切って結んだら鍋に入れる。



中火で沸騰寸前まで火をいれて、とろ火に落とす。
粗熱がとれたら、冷蔵庫へ。

山菜があるけれど、たんぱく質がないので錦糸卵ぐらいは作る。
戸隠そばを茹でで、流水でぬめりをとって、氷水でしめる。



海苔を刻んでふりかければできあがり。
するすると喰えるのはいいんだけれど、
これでこのアホみたいな夏を乗り切れるのか?

さすがにすぐにOKストアに行く気にはなれない、暑すぎて。
夕方まで全米オープンを見たり、本を読んだりして16時、
まだ暑いけれど、ようやく黄色いマーチが出発する。

ビールを買うのはもちろんだけれど、さて、晩ごはんである。
弁当だけは絶対に買わない、それだけは決めてぐるぐる。
さらっとしたものか、がっつりか・・・。



A4ランクのハネ下でがっつり。
なかなかいい霜降り具合だけれど、値段もそこそこ安い。

前回、ビールについていた焼肉のタレをつけよう。



ワダカン「焼肉奉行ごまたれ」
焼肉のタレにありがちな甘くどさはまったく無く、ほぼ醤油。
そもそも青森の醤油屋さんらしいし、このメーカー。
だからさっぱりと肉が喰える、そう思っていたけれど、
いやはやどうにも
無理。
2人で100gもキツい。
もう刺しの入った肉はダメなのかもしれない。
胸をさすりながら、ビアスを思い出す。
1/365なだけだ、単なる確率の問題にしかすぎない。


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