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NS2024_餃子の王将 水道橋店(餃子/水道橋)

2016-04-10 09:37:17 | 食べ歩き

くちい
つまり、苦しいことである。
今ではほぼ使わないけれど、
芥川龍之介の作品を読んでいると、
お腹がくちくなるといった表現が出てくる。
おなかが苦しくなるぐらい食べた、
ということだけれど・・・。

田安門前歩道橋を下りて、靖国通りを東へ。
神保町交差点でちょっと南下すると、
さぼうるに行列が出来ていた、何で?

すずらん通りに入っても、キッチン南海は呆れるような行列。
スヰートポーヅの前にも10人近くの列。
しかも、嫁さんが餃子ばかり食べることを拒否る。
白山通りを北上すると、キッチングランはガラガラ。
ただ、そのまま素通りして、食肉センターの行列に呆れ、
そして、みかさの列には腰を抜かす。
水道橋のクライアントの前を通り過ぎ、
三崎町三丁目交差点に出る。
そのまま北上して、餃子の王将 水道橋店へ。
まあ、そもそも戸越銀座の王将に行こうとしていたし。

満席だったので5分弱ぐらい待って、
1階の一番奥のテーブル席へと。
オレが注文するものは決まっている。



餃子定食(690円)
王将で餃子以外を食べたことがあるか?
ただ、何だか皮も餡もちょっと変わったような。
皮はもっともちっとしていたし、
餡はもっととろっとしていたような記憶・・・。

嫁さんがちょいと悩む・・・そして、その結果がコレ。



極王天津飯(630円)
いわゆる天津飯ではない。
海老やらアスパラをとじた玉子は、
たいめいけんのオムレツ?なぐらいの食感。
・・・王将の料理ではない。

しかし、ごはんの量は王将そのもの。
嫁さんは半分ぐらいで放り出し、
そして、オレも餃子だけでお腹がくちくなる。
ただ、嫁さんには通じない。
お腹がくちる?
枯れる的な意味合いの朽ちると勘違い、
千鳥ヶ淵の老木ではないんだから・・・。

ただ、老木の散らし方並に、
老人の腹のくちくなり方も早い。
いやはや

ホントは水道橋か神保町から三田線で帰宅するつもりだった。
ダメだ、吐く
店内で既にそう感じていた嫁さんと、
腹ごなしに歩くことにする。

店を出て北上し、外堀通りを左折。
すぐに首都高池袋線に覆いかぶせられる。



神田川が合流した外堀に筏を浮かべ、
重機を伸ばして老朽化した首都高の改修工事。
クレーンの上部でなんとペンキを塗り直していた。
スゴいね、この光景。

首都高の傘を抜けると、毎度の飯田橋歩道橋



けっこう散ってはいたけれど、
それなりにキレイには望めた、
天気もいいしね。

ラムラの中を抜けて、牛込橋を渡ると、
キャナルカフェが満席であることがわかる。
ホントにこの客だけはわからん。

外堀公園沿いに外堀通りの桜並木を見下ろしながら、
中央線沿いを南下する。



逓信病院の斜向いぐらいの桜はまだ満開に近い。
局所的には、ホントにまだ花見日和。

新見附橋を渡る。



ココ、菜の花とソメイヨシノがセットになっていたっけ?
てか、早咲きの桜と菜の花を一緒に見ていたような・・・。
何だか変な季節感になったよなあ。

外堀通りを渡って、市ヶ谷から南北線で帰宅。
その間中、くちさは解消せず、
ひたすら餃子くさい吐息を、ため息として吐き出しながら。




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