
■赤探索!~~■
今日は定例の観察会。11月ともなると花は少ないので意気はあまりあがりません。いつもの道をのぼっていると「ツチトリモチが前にはこの近くにあったんだがね~」という。この時期見たい植物なのでならば探さねばとおもってほんの少しだけあるいた・・「赤を探さんといかんね!」・・何歩も歩かないうちに「赤がある~」と直ぐ後ろから声が挙がる。「あった!ツチトリモチ~」それこそ言った口の下とはこういうことを言うのだとおもったのです。

初めて見る私はそれこそ赤面しそうな赤。土からニョキ。カラオケマイクと上手い事言った人もいたけど・・・そういえばそうだ。

あっちでもこっちでも

ハイノキに寄生するので木の直ぐそばからヤッコソウのような手を広げて立っています

木の下に生えますので暗いところばかりにある。腐葉土たっぷりの上にカメラを置いて顔を擦り付けるように撮影。凄く暗かったところは内蔵フラッシュが下りてなんとか撮影できました。


みんな興奮気味です。まさかまさか・・あるとは~。
ツチトリモチ(ツチトリモチ科)
山林内でハイノキ、クロキなどの根に寄生。紀伊半島、四国、九州、奄美大島などの暖帯に分布する。地下茎からとりもちをつくることからツチトリモチとついた。また、肉穂花序を坊主頭に見立て、山の中に生えるから、ヤマデラボウズ(山寺坊主)と言う別名をもつ。