
■根下がりヒノキ■
昨日の観察会はおもにヒノキの観察でした。種々の木・・例えばカナクギノキ・ウラジロガシ・ホウノキ・ブナ・リョウブ・シャクナゲなどがあります。が、ここは樹齢800年越しのヒノキが多くある場所。なぜここに多いのか形が変わっているのか案内人Yさんが熱弁するのです。

春にはシャクナゲ咲く道をすすみます

根下がりのヒノキ

人がくぐれる・・大きい!


佇む流れ星

落ち葉でふわふわ

昼食は「たっちゃん」と名がついた超大木のヒノキたつ広場でとります。ここは鹿の公園。デートの場であり・子育ての場でもあります。格闘の場でもあるそうです。角を磨く木はリョウブが多いそうで傷だらけでした。

ここまでの画像総てレーサー撮影。

元あった木が枯れるとその上に落ちたヒノキが発芽します
古木の形に根が張ります。古木はなくなると根下へ降りていき形が出来る・・なので根下がり。ヒノキが生育している古木には他の木も発芽していますが(ツガ・アケボノツツジ・シャクナゲ・ヤマグルマなど)最終的にはヒノキだけになるのだそうです。

大木が「たっちゃん」なのはこの形に由来します。

大きな木をみて「ほお~」と言っているレーサー。その後ろに流れ星。撮影はkarinaさんです。
木の精気をたっぷりと頂いた1日でした。