
■ヤマナシ最高■4/27
昨日は天気に恵まれました。三嶺へ植物調査へでかけておりました。鹿の大繁殖により林床の植物は壊滅的状態。草花など残っているとは思えない状況ですがほそぼそと本当に健気に咲いているものもありました。鹿の口の届かない場所で残っているのを見たわけです。
若かりし頃通っていた登山道の面影はまったくなく、緑ない道を歩いていると不覚にも涙がわいてきました。

遠望した三嶺



サイゴクサバノオ

ミツバテンナンショウ
毒があるのを鹿は知っているのでしょうね。周囲に草がない場所で妙に目立ち咲いています。
草花はほとんど見られませんが木の花であるサクラは丁度に開花していました。


白さが際立ったタイプ


桃色がやさしいタイプ。

葉が美しい~

コバノミツバツツジ
そして大木を見ると何か所でもヤシャビシャクが花をつけているのに気がつきます


木の根元に草があって水分も保たれるので生育環境がよいのですがそのような場所はみあたりません。

なにも生えていない殺風景な景色が広がっています。木があるから斜面の土砂崩れを防いでいるのですがそれすら危うく倒木がある状態です。
本当にさびしい林床です。
山から下りてきて白い木に咲く桜でない花をみつけました。
ヤマナシ・・丁度の開花~先日梶ヶ森の帰りにみたのは終盤でしたがここでは満開。

遠目でみると「サクラ」と見間違う。


眼前で美しい状態のが見られました。
