
■八方尾根の花④■
嵐の前の静けさなのか雨も風もなく曇りです。やかましいほどセミが鳴いています。レーサーは台風対策をしています。洗濯をしたいですが干して乾かないし場所どり困るので台風通過後に回し、静かな今、こころ穏やかな時間帯に好きな花をUPしようと考えました。

登山路脇で水分多い場所があり、その周辺はお花畑になっていてミヤマアキノキリンソウの黄色。クロトウヒレンの個性的な茎色・渋みのある藤色が映えていました。



クロトウヒレン(キク科トウヒレン属)
中部地方の高山に生える。
シラネアザミの変種。シラネアザミと比較して花がやや大きく、花柄がない。2~3個が集まって咲く。
総苞が紫がかった黒色をしているためこの名がついている。
この色が妙に好みだし、トウヒレン自体が好きなのでつい何枚も写す。背景にしたミヤマアキノキリンソウの方が一般的には「好まれるだろうな~」とは思うが好きというのはこんなものだろう。

ミヤマホツツジ(ツツジ科)
ホツツジは高知の山にはあるがこれはない。見たことある花だったので撮影せず降りてきた。シジミチョウの仲間が1花咲いたのにとまっているのに目が行く。花も虫あってこそ増える・・。

クロマメノキ(ツツジ科)


オオコメツツジ(ツツジ科)
コメツツジより葉が大きいのと、葉脈に特徴があるので判別しやすい。基部から出る3本の葉脈が鮮明ですし葉に毛が顕著



ウラジロヨウラクツツジ(ツツジ科)
ツリガネ型のこの花もまた大好きです。葉の裏が白いので「ウラジロ」と名がついているとのこと・・
ボケていますがなんとか葉裏の白を撮影していました。



ニッコウキスゲ
少しだけ咲いたのはみたことありますがこの規模をみるのはじめてです。欲をいえば青空の下で見たかったですね


シモツケソウ
色がとっても濃いので「アカバナシモツケソウ」かもわかりませんがこの地には両種あるそうなので母種のシモツケソウとしました。
アカバナシモツケソウは種に緑の毛があるとのこと。
あれこれ知らべていると時間がかかるのですがそれが面白い。現地で花を見て撮影するだけではないのが楽しいですね。
昼過ぎから台風が接近すると言います。現時点ではそんな気配はなく薄日が差し、テレビの音量を上げたいほど賑やかにセミが鳴き交わしています。海からきこえる音だけはズズ~、ドド~と途絶える事なく響いています。
事無くすぎますように・・台風一過の青空がひろがりますように