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傘開かず雨具着用~ 8/16
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キレンゲショウマの咲く行場は花の時期なので本来ならば一方通行せねばならないのだが誰もいない。反対周りに歩く。すぐに鹿よけネットで保護された場所に着くとキレンゲショウマが見事に咲いている。昼間で天気がよかったりすると行列でゆっくり見ることも出来ないのだが時間は遅いし天気も良くないので二人だけでじっくり見ることが出来る。しかし、残念ながら雨・雷が来てのんびりできる状態ではなくなる。急に辺りは暗くなる。
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雨が大嫌いなので傘で凌ごうとさそうとしたが・・開かず。雨具で完全防備。大体は傘で済ますのは蒸れで内側から濡れるのを防ぐのだがそれが出来ないから暑くて仕方がない。暗くて足元が悪いから傘より雨具がいいのはわかるが降るのならもっと「降ってくれ!」と開き直る気持ちが起こる。
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カニコウモリ(キク科)
一の森まで行く道は此花の大群落で道ぶちが白く見えるほどある。一つ一つは小さいけれど集まると「こんなに綺麗?!」だったのとおもった。多分昼間みるともっともっと好きになっただろう。
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ヒナノウスツボ(ゴマノグサ科)は色と形が気になり山にはいると注意して探す植物の一つ。珍しいものではない。写しにくい場所にあるので毎回失敗。一度きちんとミッキーマウスに似ていると言う花を真正面から写してみたい。風と雨がないところで空模様がいいときに出会いたい。
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花の好みは人それぞれ。キレンゲショウマを人は行列を作ってでも見に来る。私はその横に咲くこの花をもっと見る。
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キツリフネ(ツリフネソウ科)
足元は歩きにくいごろごろ道が続くので先日の二の舞にならぬようかなり慎重に歩く。
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レイジンソウ(キンポウゲ科・トリカブト属)
植物の名前を漢字で書くと覚えやすいし親しみやすくなる場合が多い。これもその一つ。漢字だと伶人草。花の形が舞楽の伶人が被る冠に似ているから。
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ヒメフウロ(フウロソウ科)ヒメと名がつくだけあり1,5センチと花は小さい。四国内 ではここ剣に産するのみ。
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湿った場所で群れ咲く小さい花がある。今まで目に付かず見過ごしていたと思われる。ミヤマタニタデ(アカバナ科)
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ようやく花の咲く場所を通過し尾根にきた(17:00)。ここから10分も歩けば今夜の宿に着く。
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傘を差し歩くレーサー
少し小雨になり雷も収まりやれやれうれしや~~。
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