ゆうべのこと。
早いけどもう寝るかと電気を消してベッドにもぐりこんだら、
正面でバサバサバサッという大きな音が。
え?と思うヒマもなく視界に飛び込んできたのは、
直径15センチぐらいの大きなモノがぐいんぐいん部屋を飛び回っている姿!
うわ、なにこれーーーー! 誰なんだ、オマエ~~!!
つーか、どっから来たんだよ! どうすればいいーーーー!!
もうパニック状態。
ひとまず電気をつけてみたけど怖くてよく見られず。
ともかく大きくて黒茶色で羽ばたいている。鳥というより虫っぽい。
こわい……。こわすぎる……。ヤバすぎる……。
コートも羽織らず部屋を飛び出し、アパートの前で
真夜中に恐怖と寒さで震えつつたたずむわたし。
一見、彼氏とケンカして飛び出してきたような構図だなと苦笑い。
友人や親に電話してさまざまなアドバイスをもらい、
アパートの隣人にも声をかけてもらって、
やっと部屋の窓からそいつを追い出すことができました。
止まってるところを見るとすんごい大きな蛾のような感じだったような。
あんなの熱帯雨林か山奥にしか絶対にいないはずなのに、
なぜ来た、うちに? 幸せの使いならもっとわかりやすくしてよねー。
ヤツが出ていったあとも震えは止まらず眠れたのは結局朝の5時。
ところで。
交番って、なんのためにあるのかね?
うちの2軒となりに交番があって、夕方からは無人になるんだけど、
「受話器を取ると警察官と話ができます」っていう電話が置いてあるのです。
これを利用しない手はないと思ったわたしは受話器を上げてみました。
「もしもーし」「……」
てか、どこにも通じてないじゃん! 通話音もしないし! おもちゃですか!
交番にかけこむなんてよほどのことでしょ?
ケータイで110番できない事情があるとか、たったいま追われてて助けてほしいとか。
それなのにこのありさま。
体裁をつくろうためだけに置いてあるとしか思えない、あの電話。
一夜明けて、ふつふつと怒りがこみ上げてきた。怠慢すぎるわ!
あの電話について、今度交番に聞いてみるつもりです。
今度、私も一緒に聞きに行ってみようかな
危害が加わる様なもっと恐ろしい目にあったら、本当に危ないじゃない
市民の安全を守るのがお巡りさんの役目だしね!
今回のような小さなトラブル(わたしにとっては大事だけど)を解決してこそ、大きな信頼が得られるってモンだと思うのよー。