食いしんぼsanaの「舌の記憶」

「舌の記憶」を中心に、日々感じたことを、
ゆるゆるとつづっていきます。

初詣で

2008年01月02日 | Weblog
このところ毎年初詣に訪れるのは、
柴又の帝釈天。で、お参りを済ませたあとに、
必ず一杯やっていくお店が参道ぞいの「かなん亭」だ。

ここの煮たまごが、なんともおいしくて。

実はわたし、たまごってあまり得意じゃない。
いつもなららーめんに入っている煮たまごもひとに譲るぐらいなんだけど、
ここのは煮たまごを目当てに来るぐらい、好き。

何年か前に最初に食べたのは、
壊れて黄身が見えてしまっているたまご。
あまじょっぱいつゆの味が全体に染み込んでて、
そのおいしさに開眼。

今ではそのメニューはないけれど、
小鉢のなかで崩してつゆに浸しながら食べてます。
あの時の感動ほどではないけれど、やっぱりおいしい!

煮たまごでお酒を少し飲んだら、
早くもクリームあんみつで〆め。

このあんみつもホントにおいしいの!
一言でいえば“甘さ控えめのサッパリ系”なんだけど、
沖縄産の黒糖のみを使用しているという黒蜜に、
寒天のふんわりつるりとした食感、赤えんどう豆の絶妙な塩加減、
緑色につやめく求肥のもっちり感。それに、
抹茶とバニラのアイスなどが盛られてる。
いろーんな美味が広がって、器のなかはまるで万華鏡のよう。
堪能しました。

満足顔で店ののれんを後にしてみたものの、
店前に広がるうなぎの肝焼きにも、
後ろ髪をひかれてしまうわたしだったのでした。








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