昨夜(っつーか、今朝)ロケⅢのインジェクションボアのバタフライバルブ、取り外した。
以前、かっちゃんさんからもらった情報で、海外のBBSか何かにあった情報だ。
記事の内容は、翻訳ソフトの日本語がひどく酔っていて、結果よさげなのは覚えているが、内容は覚えていない。
かみさんに聞かれて、少し、調べた。
もともと、興味はあったのだが、後回しになっているうちに忘れていたのだ。
なんせ、純正で2枚ついているものを、1枚にしようというのだから、急ぐ理由は、ない。
現在のバイクのインジェクションって、大型車のそのほとんどはワイヤーで開閉するスロットルバルブの他に、電子制御/動作のバタフライバルブでエアの流入量、流速を管理してるのね。
モノによっては、バタフライバルブの周りにインジェクターを2基装備している車両もあったりして、オレの持っている情報がいかに陳腐化しているのかを思い知らされた。
作業内容、面白い部分も、少し、あったので写真撮らなかったコトが悔やまれる。
タンク左側のカバーを外し、シートを外す。
タンクを持ち上げ、つっかえを立てる。ちなみに、06モデルのロケ子ちゃんは、メーターをイジらずにリフトすることができた。
インシュレーターを5箇所緩める。
インジェクションにつながるエアボックスは、2本のネジで本体に固定されている。このうち、1本は見つかりにくいので、ご注意。また、作業中にこのネジを落とすと、割と、厄介。
このボックスのIN側。あん?こんなに細っこいの?てな印象。絞りすぎじゃん?
どうみても、インテークのボア3本まとめた断面積より小さげだぜ?
ボックスの容量だって、どう見ても2300CCあるようには、見えない。
やべ、K&N入れたくなってきた。。。インテークにポン付けしてる画像、見たことあるのよね。。。
エアボックスを外すと件のバタフライバルブが出てくる。
イグニッションを入れてみると、メーターが準備運動している間に、静止時に少し開いていたこのバルブが全閉位置に戻る。エンジンに火を入れるとこいつが、少し開く。なるほど。
深夜なので、すぐ、火を落とす。
バルブをマウントしているネジ。ネジロックがかかっているのか、やたらに固い。
ドライバー使用の基本どうり作業すればイイのだが、昔は、よくナめたっけ。
外した後は逆順序で組み付け。クーラントのタンクのマウントは戻す時には外して作業した方が、イイ。
さて、お待たせいたしました。インプレ。
外せない用事もあるし、お天気の雲行きも怪しいので、ご近所20キロほど、流した感想。高速域は未確認です。
総評としては「全体的に乱暴になった」と、結論します。
そして、オレ的にはこの方向、大変ヨロシイ。結構。
・アクセルひねり操作から動力発生までがスイッチィになった。いわゆる、「ドン突き」ですな。
・合わせてのアクセルオープンも乱暴化した印象。
・急閉も、「ガクン」とトルクがヌける。結果として、パーシャルはデリケートな操作が必要。
・乱暴化したことで、力感はUP。
・5速、2000RPM位から急開すると息吐きが(今までにも出てたけど)強めに発生。エアクリの交換で改善しそうな印象+扱い次第ってカンジ。今までも不具合はなかったし。
確かに、イキナリ試乗でこんな具合だったら、評価はあまり良くないだろう。
雑誌のインプレなんかでは「扱いニクい」なぁんて書かれちゃうんだろうし。
だが、コイツは量産品としては最大の排気量とトルクを誇るのだ。
もっともっと扱いにくい設定でも、過激感があってもイイと思う。
マジ、ヤベ。K&N調べちゃいそう。。。