いやぁ、一年間なんて何があるかわからないものでございます。
現在は、昨年と全く違う住居で奥様と二人暮らし。
まさか、引っ越すことになるとは、昨年の今頃は思いもよらないことでございました。
とは言いましても。
奥様と所帯をもって、長男次男が加わって独立していった、その間25年酷使した家屋でございます。
アチコチだいぶガタがきてまして、修繕するかどうするか逡巡しておりましたのです。
昨年10月頃かな?
いつのまにか決断されていた転居w
現居宅の修繕にコスト投下するより、良質な物件を購入するのがプロジェクト化されておりましたのです。
たまたま、希望に沿う物件を見つけまして。
11月には売買契約、年末に決済引渡し。
新宅は居抜き状態、築40年の農家住宅。
3世代に亘って使用されておりましたが、痛みが穏やかで、旧宅と違ってメンテが行き届いておりましたのです。
また、合板を含むいわゆる新建材の使用が少なくて、大変にしっかりしたつくりでもあったのです。
駄菓子菓子。
そこは3世代の住居であり、それ以前からの農家系のブツが貯めこまれておりましたのです。
例えば、茶碗だけでも40客あったり、冷蔵庫が2台テレビが3台たんすが5竿、こいのぼりが20本もあるお宅様だったのです。
行政指定の可燃ゴミ袋はゆうに100袋を超え、他に定員2名貨物車仕様の愛車ボコシーたん5杯を超える粗大ごみ。
poitaにとって、気が遠くなるような莫大な物量の残物を処分し、日々全力清掃www
昨年末から休みもとらず毎日新宅に通勤、片付けと清掃の日々でございましたw
並行して、暫時片付いたところに旧宅より生活道具の移設作業。
奮闘約80日、延べ人工数は軽く110を超え、奥様もお仕事の合間にがんばりました。
んで、3月上旬からは新宅で生活を再スタートいたしましたのです。
さらに駄菓子菓子w
旧宅の片付けが本格的にスタートw
長男次男の学校グッズに始まり、バイクのパーツやらなんやら25年間たまりに溜まったブツの処分でございます。
こちらも、新宅から旧宅に毎日通勤して毎日作業。
トータルでは新宅の半分くらいの物量はあったでしょうかw
家具類の7割くらいそのまま移設再利用になりました。
んもー、奥様の「コレは思い出があるから新宅に持っていこう」の猛攻への対応に大変苦慮いたしましたのでございますw
例えば、使わなくなってから10年以上死蔵されていた習字道具なんかゴミですよゴミwww
それでも、奥様の助命嘆願に負けたぶんは3割くらいあったでしょうかw
新宅には、元所有者の家族の思い出が大量に残されていました。
モノクロの結婚写真に始まって子供の学習ノート、衣類、配偶者が趣味にしていたステレオや絵画道具。
旅行の足跡グッズ(提灯が多かったw)親の趣味だった編み物道具や材料なんかも大量にありました。
手紙類や写真も大きめの段ボールに3箱くらいありましたでしょうか。
ええ。
彼女にとっては、長い人生を生きてきた中で大事に大事に保温してきた思い出そのものだったのだろうな、そう思うのです。
事故でこの家を離れて以降数年、帰宅すること叶わずこれらを再び温めることなくこの世を去ったのです。
どんな想いだったのか、推して知るべしでございます。
掲題の回収でございます。
そんなブツ達をpoitaはゴミとして捨てまくりましたのでございます。
然様、コレは我が家のアレコレも同じなのです。
poitaが奥様と出会い、長男次男が生まれ育ち巣立って、大切な思い出がたくさんたくさんモノ達には込められております。
でも、ソレは他の誰かにとってはゴミなのでございます。
家族以外の人間にとっては無価値未満。
儚い、というのはこういうのを指すのかも知れません。
ええ。
だからこそ、たった今、ココ(自分のコメカミ)にある想いというものを大事に大事にせねばならんと思うのです。
まぁ、我が家でもバイク雑誌はゴミ扱いでございましたw
今回の引越しでほとんど処分いたしました。
ですが。
一冊¥1,600の伝説のバイク雑誌、ビッグバイククルージンだけは新宅に引っ越しましたのでございますwww
約40冊、めっちゃ重かったですw