憧憬、大艦巨砲主義w

メイン盆栽HAWK11 営農機セロー250 奥様号レブル250

リプレイスサスペンションの実力。

2006-07-08 20:53:34 | ロケットスリー
 

短い時間だったが、クァンタムのセッティング&テストライド(高荷重編)実施した。
セッティングは、最終的に、プリロード3回転締め+ダンピング10クリック締めで、いってみよう、ってトコ。
プリロードはあんまり締め上げると、作動初期のプログレッシブ効果が薄くなりすぎて、快適性で劣る。5回転締めまで試したが、3回転でも、かなりうねりの多い高速走行で、ボトムした感覚はなかったので、当面、コレでいく。
ダンピングは、20クリック締めまで試したが、このくらいが最も落ち着きがいいような感触だ。

さて、インプレとまいりましょう。

総合評価としては、「コストに充分見合う性能」とします。つまり、今のところ、期待した効果が100点得られています、ってこと。
今のところ、ってのは、耐久性と言うか、新品時性能の劣化の進み具合がどんなもんかにゃぁ、ですので。

☆高荷重時のパフォーマンスはノーマルと比較できないくらい素晴らしい
高荷重時の車体性能においては、充分及第点のロケⅢだが、それでも、200K以上の速度域では、すこーし、リアの落ち着きがなくなってくる。まっすぐだけなら、それほどでもないのだが、ギャップに踏み込んだり、車線変更のために荷重を左右に振ると「おつり」が収束しにくい。
あまり、何度もトライできなかったが、クァンタムサスペンションはこの点では劇的な効果があった。220Kから上でも車体の落ち着きはノーマルの比ではない。
さすがに速度域が高いので、大きめのジョイントなどでは、ハネるが、その後の不安感が全くないのには驚いた。緊張感は80%減だ。
この点だけでも、期待は100%充たされたと言い切っていいと思う。

☆振り回しても機体は落ち着いている
クローズドコースで、車体を意図的に振り回す。
70Kくらい、「パーシャルフルバンク~アクセルオン~反対バンクへ振り回して切り返し~フルバンク」にトライ。
ロケⅢは質量も大きい上に、トルクが大きく車体を蹴飛ばすチカラが強いので、アクセルオンからの切り返しでは、(特にフロントの)荷重が抜けやすい。ところがアクセルオンでのリアの踏ん張りと、良く効くダンピングでリアサスの反力が抑制されるので、接地感は薄くならない。
切り替えした後のフルバンクも、ノーマルでは初期の尻のすわりが非常に良くないのだが、コレも、良く踏ん張る。
この点は期待以上。ただ、もともとの質量が大きいので、限界はそれなりだと思う。

☆回頭性、発現。
コレは、多分、僅かに車高が上がった効果だと思う。見た目ではオレのようなヤボスケには変わらないように見えるけど。
ロケⅢでのコーナーリングは、どちらかと言うと「押さえ込みつつ、辛抱」みたいな側面が実に大きな要素を占めていた。表現の難しいトコだが、「フロントタイヤの走行ラインの外側に僅かづつリアの走行ラインが逃げていく」感覚だ。アタマ部分がインを向いていくと言ってもいいだろうか。
実際のワインディングでは、楽しさ50%UPしそうだ。これは、予想外の効果。

×ダンピングの調整、やりにくい。
コレは、うちのコだけかもしれないが、サイレンサーを内側に追い込んだ部分にちょうどダンピング調整が付いていて、走行直後は調整はできない。ヤケドするぜ、コレ。
専用の工具(?)が付属しているが、楊枝か、焼き鳥の串でも代用可。

雑感。
やはり、ノーマルのリアサスは、いかにダンピングが不足しているかを思い知らされたテストライドだった。高荷重時のバタバタした印象は、ほぼ100%解消されたと言い切っていいと思う。
また、標準設定では1Kも走ってないのだが、これまた、コンフォータブルな乗り味をお求めの御仁にはイイカンジな印象だ。バネレートはプログレッシブタイプなので、高荷重時の踏ん張りも効くと思う。

オレの場合、乗ってるだけで「高荷重」ってご意見はコメないように。

 ん。自分でオチをつける習慣が、身に付いてきたな。よしよし。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨雲ノムコウ。 | トップ | 真実。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごい~ (Rocket)
2006-07-09 19:05:59
走行直後の調整は無理っぽいのは残念だけど、性能はバッチリだったみたいですね!いいな~~、、つけたいな~~~♪
返信する
オススメですよ♡ (poita)
2006-07-09 19:54:19
厳密には走行直後でも、ダンピング調整は可能。

マウントの太い方を左側に装着し、調整をホイール側に向ければ、手探りで可能です。



ただ、ワタクシはコストをケチってWEBで購入したのですが、QRSに相談すれば、多分、15万くらいでできそうな予感。

電話での雰囲気は、非常によかったですよ♡



本来、クァンタムは発注時に色々リクエスト可能なようで、バネレート~自由長まで指定できるとのハナシも聞いています。そちらが結局、お得かも知れません。



それと、イニシャルの調整機具は、ピンスパナ+棒でした。コレは買わなくてもイイかも。。。
返信する

コメントを投稿

ロケットスリー」カテゴリの最新記事