
昔「奥様は魔女」で、キッツイ嫁母がムコに向かって、「オマエはダーリンじゃなくって『ダラリン』だわよ!何よ!7割以上水分でできてるくせに!」って言っておりました。
ええ。
今日もダラリンな休日を過ごすpoitaでございまっす(笑)。
さて、悪の損害保険会社に対して膺懲の鉄槌を下すべく、悪巧みにいそしんでおります。
金曜夕方の時点で、早くとも月曜午前中まで、相手方本人には電話連絡が取れないことがわかりましたので、得意の別の手を打つことにします。
どうせ一日以上時間が空いちゃいましたので、しこしこ書類を作ります。
やはり、2時間もかけただけありまして、なかなかの名作です。
神奈川は裁判所内に郵便局のあるところがないので、明日、適当なところから発送することにします。
もうひとつの方策は、電話。
コレも月曜にならないとダメなので、要点だけをまとめて準備します。
はて、もう、やることなくなっちゃったです。
・・・。
お!
そういえば、ジモティに焼きそばの専門店を教えていただいたので、逝ってみよう!
場所もすぐ近くです。
伝え聞くところによると、ソース焼きそば一筋、30年以上(!)という、実に格式の高いお店だそうです。
ドジェたんを転がしてお店まで。
一発でハケーン!
早速突撃!
「ちわー」
「いらっしゃいませ」
店内はいわゆる一昔前のスタイルの食堂のようなつくりで、25㎡程のフロアにパイプ骨組の華奢な机と椅子、4人掛けで8卓くらいあったでしょうか。
初老の親父さんが鉄板を相手に格闘しています。
鉄板ですよ、鉄板。
フライパンでないところで、すでにガツン!とヤられてしまいます。
手書きのメニューには、焼きそば、飯、ジュース、コーラ、ビールと、これらを組み合わせだけの品書きが並んでいます。
緊張します。
poitaママより、わずかに年下っぽそうなお母さんにオーダーします。
「ブタタマ、大」
然様。
こういう店では余計な事をウダウダ尋ねたり、くっちゃべったりしてはいけません。
道路側の鉄板の前では親父さんが無言で麺を返しています。
お母さんが親父さんの動きを止めない調子で、オーダーを伝えます。
「ニクタマ、大盛りね」
親父さんから無言の返事が返っています。
何のアクションも、声も出さないのにお母さんに承諾が伝わります。
それだけで只者はない緊張感がビリビリこちらに伝わってきます。
親父さんはわずかに額に汗をにじませながら、黙々と調理します。
長い熟練の手さばきです。
ニク、をしばし放置気味に加熱したあと、野菜と麺をほぼ同時に投入します。
フライパンと違い、蓄熱容量と赤外線放射能力に長けたt=15と思しき鉄板が強烈に麺と野菜を加熱します。
麺より程近い脇に卵が置かれます。
油は使用しません。
麺を炒める油分からのおすそわけです。
3回ほど麺+野菜をターンした際でしょうか。
親父さんがソースを投入します。
両手が激しく動き、麺とソースをからませます。
数秒、おやじさんが手を止めました。
そして、意を決したように、勢いよく、焼きそばを皿に盛ります。
その上には、先ほどの目玉焼き状の卵が載せられ、青海苔、紅ショウガがトッピングされます。
鉄板の余韻を湯気としてたたえながら、皿に乗せられた焼きそばを、お母さんが運んできます。
こちらと0.5秒ほど目を合わせながら「おまちどうさま」。
客への敬意と、焼きそばへの愛情がこもった一声です。
さて、焼きそばそのものですが、「フツーのソース焼きそばの最高峰」とされるレベルと感じました。
富士宮焼きそばのような麺の食感や、醤油との絶妙なソースなどの工夫は全くありません。
まさに、王道オブソース焼きそばです。
富士宮焼きそばが歌謡曲のCDなら、和琴単奏ライブの音色のような構成、と言えばわかりやすいでしょうか。
ソースの絡まった麺に、野性味あふれるかすかなコゲの風味。
ソースそのものも、普通とは少し違う印象で、粘度の少ない黒い色深なソースです。
かえってマヨネーズなどの後付け味は不要な感じを与えます。
大盛りはソコソコなボリュームでしたが、最後まで飽きることなくいただけました。
ややや。
これなら、ソース味以外にも、塩ベースでもおいしい焼きそば、作れると思うのです。
完食しつつも、しばし、考え込んでしまいました。
あ。
ソース焼きそばヤってる鉄板だからじゃないの!
店内にも香るソースの香り、コレはきっと鉄板にも染み付いているのでしょう。
また、店の外でもこの香ばしくも懐かしい香りは漂っていました。
なんとなく、自己完結で納得しちゃいました。
この店の称号は、「フツーの最高峰」だと思いました。
また、きますよ。
うんうん。
大盛りブタタマで、¥900はチト高いかしら。
え?
写真、店の名前ですか?
ココの出自がバレてしまいますので、あえて書きません。
写真は、いつもの通り、カメラを忘れました。
店の名前は、某柏の整骨師のハンネ+家という、なんともアレな名前でございます(笑)。
確かにウマイっすね!ヨダレが出てきましたよ
今でこそ名古屋なのでそうそう行けませんが
横浜在住の折に数回連れて行っていただきました
機会あればまた、行ってみたいです
焼きそばの焼けるさま
熟練夫婦の意思疎通
活字に吸い込まれるように 目を走らせてしまいました。
おまけ
>t=15と思しき鉄板
この形容方法、
俺には ド・ストライクでした。
こちらこそ、ようこそお越しくださいました、我が放屁の間へ(笑)。
あ、こちらにお住まいだったことが!
んで、あのお店に行かれたことが!
そうですかそうですか。
何だかうれしくなってきちゃいます。
そういうファン、いそうですよね、あすこ。
>NEKOさん
お!
ほめられちゃったですか!?
何だか、ありがとうございます!
うれしゅうございます!
オレ自身は、遠からず会社辞めようと思ってるので、色んなワークスを興味津津観察しているのですが。
っつーか、ソース焼きそばだけでヤっていけるお店、って、なんかすごくねっスか???
それだけで、敬意に値しちゃうというか。。。
とりあえずやりたいことが決まったら本職は続けつつ
やりたい方を旨い具合にサイドビジネスとして始め
(奥様の協力が必要)
そしてサイドが軌道に乗ったら本職を辞めるって感じがええなぁ・・・
もし店舗構えてガレージ系だったら
バイク中古部品販売店なんて素敵
もう入り浸っちゃいますね
転職、なんてトンでもないです。
昨日までは同僚ということで見逃してやってたけど、明日、路上で出会ったら泣いて詫びるまで許さないから覚悟しとけこのうんこ!
そういうことだけです(笑)。
ま、サイドビジネスっつーか、ウチの奥様はフルタイム勤労者なので、当面はあこがれのヒモ生活でございます。
炊事洗濯なにやらかにやら、プロの腕前をお見せしましょう、ってな感じです(笑)。