今日は、 中山平温泉「東蛇の湯」へ向かう途中の、手打ちの蕎麦屋さんをご紹介します。
「藤治朗」さん。
見た感じは、普通の食堂といった印象を受けました。
けれど、この藤治朗さん、なんと温泉水で蕎麦を打っているそうなんです。
使われている温泉水は、宮城県鳴子町の山麓の地下1000mから湧き出した源泉(65度)で、熱処理一切無しの『生』の温泉水。
「玉鳴号」として販売もされているようです。
店内でも、セルフでその温泉水を頂くことができます。
さて、何にしましょうか。
おろしなめこそばや鳥そば(各850円)も気になります~♪
板そば(850円)をオーダー。
なんとこの板そばには、野菜の天婦羅がついてきて、しかも小鉢もお新香もついてきます!
蕎麦粉にもこだわりをもち、地元の鳴子町内や鬼首産の蕎麦を使っているそうです。
この蕎麦、とてもコシがあり、モチモチした硬さが、あっさりめのつゆと馴染んで、とても美味。
噛めば蕎麦の香りが広がり、つるんと喉元を通りすぎる時の感触・・・
二八打ちの蕎麦です。
天婦羅は、蕎麦とタイミングよく揚げたてで出てきます。
サクッサクッとした衣は、蕎麦とはまた違った食感を愉しませてくれます。
店外には無料の足湯があり、そこで足湯をしながら蕎麦を食べているお客さんもいました。
次は、足湯しながら新そばをいただきたいなぁ~♪
ところで・・・
藤治朗さんのすぐそばにある、自炊部の旅館「東蛇の湯」は、震災による建物の損傷が大きく、再建が困難のため解体作業中で、9月20日より長期休業することが決まったようです。
川沿いを眺める混浴の露天風呂には、何度かお世話になりました。
また再開されるのを心待ちにしています。
■ 藤治朗
住所 大崎市鳴子温泉字星沼6‐1
TEL 0229-87-2322
営業時間 AM11:00~PM2:30