12月の頃、塩竈神社の「四季桜」は、とても小さな花びらを開き始めていました。
小さな花びらに初春への気持ちが高鳴ります。
鳥居には、新しいしめ縄が取り付けられているところでした。
1人のかたが「もっと右」とか叫んでいます。
人知れず新年を迎えるために、このような細かい作業や準備もあるのだと感心しました。
狛犬の上にも薄く雪が積もっています。
年末というのに、12月はギリギリまで忙しい日々を過ごしました。
久しぶりに塩竈さまに参拝すると、銅板の葺き替えも終わり、柱の朱の色も鈴の金の色も鮮明になって、いよいよ新年に向け素晴らしくなっていました。
心が新たになる感じがします。
12月は31日に「大祓式」があります。
人形に息を吹きかけ、厄を払っていただきます。
境内から塩釜の海が美しく見渡せました。
雪の庭園を眺めながら、一層と心が引き締まる思いがしました。
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