最近、秋田の温泉等を中心として、過去を辿ってご紹介させていただきました。
秋田は人情も豊かな土地で、海と山の自然にも恵まれています。四季の変化の美しさと共に、移り変わる自然と共存しながら、大事に伝承されている様々な文化があります。
今回は、秋田の横手・大曲に来たときに立ち寄る、私が好きな場所「力水」をご紹介したいと思います。
今回は震災による書きかけとなります(撮影:23年3月7日)
「力水」は湯沢城跡の山麓から湧き出ている湧水で、佐竹南家のご用水として使用され「からだに力がつく水だ」と城主や藩主が愛用したことからいつしか「力水」と名付けられたそうです。
昭和60年には、名水100選、平成2年国土交通省の「手づくり郷土賞」に選定されています。
山の空気とともに、コンコンと湧き出ている「力水」は、透き通るような大地の恵みの味わいがします。
うず高く積もった雪の季節の頃、湧水はキーンと冷え渡り、飲めば体の芯まで酸素がいきわたるようです。
残雪の残る3月、人の背丈以上に雪が積もっていました。
横手・大曲のそばを通りがかった際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
■力水
秋田県湯沢市湯沢中央公園
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