後生掛温泉から玉川温泉へは、車で30分ほどです。
あとで知ったことですが、玉川温泉では5/1~15までの間、外部より持ち込まれたノロウィルスによる集団感染により、館内の施設を自主休業していたようです。
玉川温泉は焼石岳の登山道へと続く遊歩道が整備されています。
玉川温泉の源泉は、摂氏98度、PH(水素イオン濃度)1.2の強酸性泉が一分間に9,000リットル(ドラム缶45本分)も湧出しています。
一カ所からの湧出量としては日本一といわれ、源泉は幅3メートルの湯の川となって奔流しています。
川底には湯の花が沈殿するため、採取場を通って流れてゆきます。
遊歩道を歩くこと2~3分で源泉の噴出孔に着きます。
ボコンボコンと音を立てながら、ものすごい早さで押し出るようなかたちで、源泉が湧きあがってきます。
摂氏98度の高温のため、あたり一面は真っ白い湯煙に包まれています。
風向きによって、エメラルドグリーン色の噴出孔が見え、神秘的です。
大地の強いパワーみなぎる光景に圧倒され、しばしの間、ぼんやりと立ちつくしてしまいました。
聞くところによると、噴出孔付近は強いラドンを発し、無菌状態なのだとか。
玉川温泉は「北投石」でも知られています。
北投石は酸性の温泉にできる沈殿物で、重結晶のバリウムの一部が鉛に置換された鉱物の一種。
ラジウムを含み、強い放射能を持っているそうです。
1906年に台湾の北投温泉で発見され、後に「北投石」と命名されました。
日本ではすでに1898年に玉川温泉で発見されていましたが、後にこれが「北投石」とわかり、現在は特別天然記念物に指定されています。
玉川温泉の北投石には、ラヂオ鉛、ポロニウム、アクチウム、イオニウム、ラジウムの5種類の放射線を含むという、世界にも類稀な特徴があります。
最近の研究では、それらの放射線が、間脳の主宰する"原始生命"をつかさどる血液呼吸器、ホルモン系、全臓器に多く吸収され、強い活性活力を与え、また間脳から脳下垂体が刺激されることで、さらに副腎も刺激されて30種類以上のホルモンを全身に供給するということも、分かってきたそうです。
また、ラジウム温泉には「ラドン」と言う形でその成分がお湯に溶け込んでいます。
国内にラジウム温泉といわれる所は約80数ヶ所あるそうですが、玉川温泉や台湾の北投温泉に見られる特徴の、ラジウム線以外の放射線を含む温泉はほとんど見当たらないというのですから、一日に五千人の人が全国から湯治に集まるという人気ぶりにも頷けますね。
さて玉川温泉では、かつて遊歩道に無料の露天風呂があり、自由に入浴できたのですが、3年ほど前からでしょうか、引湯されなくなり、今は木の浴槽が残るのみです。
(あの時思い切って入浴していて良かった、とひそかに思うの私です。)
600円を払って内湯に入るしかありません。
館内はノロウィルス予防の徹底化により、手の消毒をしてから、いざ内湯へ。
内湯は100%源泉の大きな浴槽が一つで、他の浴槽は50%源泉の浴槽です。
かぶり湯、蒸気湯、寝湯、打たせ湯、熱めの湯、ぬるめ湯、50%の広めの浴槽、頭湯?(だったと思う)
それに飲泉場、アルカリ性の湯。
飲泉してみると、酸っぱいお酢のようなレモンのような感じです。
お酢が苦手な私には受け付けない味でした。
飲泉は一回あたり30㏄で、一日2回が限度と注意書きがありました。
100%の湯はぬるめで長湯できそうな温度でしたが、体を沈めるとあちこちがピリピリ痛くなりました。
とうとう我慢ならず浴槽からあがってしばらく休んでも、ヒリヒリしてイタッタァ~!
ずいぶん刺激的な温泉ですよ。
50%の湯に入ってみましたが、寝湯にしても刺激のせいか、何だか落ち着かず、リラックスというよりはだるい感じです。
温泉に入っている間は、病気の話があちこちから自然と耳に入ってきました。
こうなると治療だと思って、頑張って入ることにしました。
なんだかんだ体を洗ったりして、1時間30分程浴室にいました。
脱衣所で体を拭いていた時、気がつくとなぜか右肘に赤いポツポツが出来てました。
痒みもなく見ために気持ち悪いポツポツなのでゲゲッと思い、横の方に見せたところ「大丈夫よ~」と言われました。
話によると、ここに入浴後に健康な旦那さんの体には赤いポツポツが出るけど、病気の自分は出ないのだから、温泉が効きすぎたのでしょう、ということでした。
心配だったら受付で聞くといいわ~と言われましたが、だるくなってしまったのでそのまま出ました。
肘が悪いわけではないし、一回目の内湯で湯あたり?なんてどうしてなのか、後から思えば聞いておけばよかった~!
その後は、駐車場への坂道さえハアハアで、何度も休みながらやっと辿り着きました。
完全な湯疲れです。
玉川温泉での長湯は、あんまりよくないかも…です。
次は、玉川温泉の岩盤浴体験」レポートをご紹介させていただきます。
源泉名 玉川温泉〔源泉名;大噴(おおぶき)〕
■立ち寄り湯 600円
■男女別内湯
■泉質 酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム-塩化物泉
■泉温 源泉98℃ 使用位置39℃(大浴場/源泉の湯)
■pH pH1.05
■密度 1.0033(20℃/4℃)
■蒸発残留 4140mg/kg
あとで知ったことですが、玉川温泉では5/1~15までの間、外部より持ち込まれたノロウィルスによる集団感染により、館内の施設を自主休業していたようです。
玉川温泉は焼石岳の登山道へと続く遊歩道が整備されています。
玉川温泉の源泉は、摂氏98度、PH(水素イオン濃度)1.2の強酸性泉が一分間に9,000リットル(ドラム缶45本分)も湧出しています。
一カ所からの湧出量としては日本一といわれ、源泉は幅3メートルの湯の川となって奔流しています。
川底には湯の花が沈殿するため、採取場を通って流れてゆきます。
遊歩道を歩くこと2~3分で源泉の噴出孔に着きます。
ボコンボコンと音を立てながら、ものすごい早さで押し出るようなかたちで、源泉が湧きあがってきます。
摂氏98度の高温のため、あたり一面は真っ白い湯煙に包まれています。
風向きによって、エメラルドグリーン色の噴出孔が見え、神秘的です。
大地の強いパワーみなぎる光景に圧倒され、しばしの間、ぼんやりと立ちつくしてしまいました。
聞くところによると、噴出孔付近は強いラドンを発し、無菌状態なのだとか。
玉川温泉は「北投石」でも知られています。
北投石は酸性の温泉にできる沈殿物で、重結晶のバリウムの一部が鉛に置換された鉱物の一種。
ラジウムを含み、強い放射能を持っているそうです。
1906年に台湾の北投温泉で発見され、後に「北投石」と命名されました。
日本ではすでに1898年に玉川温泉で発見されていましたが、後にこれが「北投石」とわかり、現在は特別天然記念物に指定されています。
玉川温泉の北投石には、ラヂオ鉛、ポロニウム、アクチウム、イオニウム、ラジウムの5種類の放射線を含むという、世界にも類稀な特徴があります。
最近の研究では、それらの放射線が、間脳の主宰する"原始生命"をつかさどる血液呼吸器、ホルモン系、全臓器に多く吸収され、強い活性活力を与え、また間脳から脳下垂体が刺激されることで、さらに副腎も刺激されて30種類以上のホルモンを全身に供給するということも、分かってきたそうです。
また、ラジウム温泉には「ラドン」と言う形でその成分がお湯に溶け込んでいます。
国内にラジウム温泉といわれる所は約80数ヶ所あるそうですが、玉川温泉や台湾の北投温泉に見られる特徴の、ラジウム線以外の放射線を含む温泉はほとんど見当たらないというのですから、一日に五千人の人が全国から湯治に集まるという人気ぶりにも頷けますね。
さて玉川温泉では、かつて遊歩道に無料の露天風呂があり、自由に入浴できたのですが、3年ほど前からでしょうか、引湯されなくなり、今は木の浴槽が残るのみです。
(あの時思い切って入浴していて良かった、とひそかに思うの私です。)
600円を払って内湯に入るしかありません。
館内はノロウィルス予防の徹底化により、手の消毒をしてから、いざ内湯へ。
内湯は100%源泉の大きな浴槽が一つで、他の浴槽は50%源泉の浴槽です。
かぶり湯、蒸気湯、寝湯、打たせ湯、熱めの湯、ぬるめ湯、50%の広めの浴槽、頭湯?(だったと思う)
それに飲泉場、アルカリ性の湯。
飲泉してみると、酸っぱいお酢のようなレモンのような感じです。
お酢が苦手な私には受け付けない味でした。
飲泉は一回あたり30㏄で、一日2回が限度と注意書きがありました。
100%の湯はぬるめで長湯できそうな温度でしたが、体を沈めるとあちこちがピリピリ痛くなりました。
とうとう我慢ならず浴槽からあがってしばらく休んでも、ヒリヒリしてイタッタァ~!
ずいぶん刺激的な温泉ですよ。
50%の湯に入ってみましたが、寝湯にしても刺激のせいか、何だか落ち着かず、リラックスというよりはだるい感じです。
温泉に入っている間は、病気の話があちこちから自然と耳に入ってきました。
こうなると治療だと思って、頑張って入ることにしました。
なんだかんだ体を洗ったりして、1時間30分程浴室にいました。
脱衣所で体を拭いていた時、気がつくとなぜか右肘に赤いポツポツが出来てました。
痒みもなく見ために気持ち悪いポツポツなのでゲゲッと思い、横の方に見せたところ「大丈夫よ~」と言われました。
話によると、ここに入浴後に健康な旦那さんの体には赤いポツポツが出るけど、病気の自分は出ないのだから、温泉が効きすぎたのでしょう、ということでした。
心配だったら受付で聞くといいわ~と言われましたが、だるくなってしまったのでそのまま出ました。
肘が悪いわけではないし、一回目の内湯で湯あたり?なんてどうしてなのか、後から思えば聞いておけばよかった~!
その後は、駐車場への坂道さえハアハアで、何度も休みながらやっと辿り着きました。
完全な湯疲れです。
玉川温泉での長湯は、あんまりよくないかも…です。
次は、玉川温泉の岩盤浴体験」レポートをご紹介させていただきます。
源泉名 玉川温泉〔源泉名;大噴(おおぶき)〕
■立ち寄り湯 600円
■男女別内湯
■泉質 酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム-塩化物泉
■泉温 源泉98℃ 使用位置39℃(大浴場/源泉の湯)
■pH pH1.05
■密度 1.0033(20℃/4℃)
■蒸発残留 4140mg/kg
雛子さんって一体何者でしょうか?
‥ナンテ、失礼しました。
胃癌を患った父が何度か行った温泉です。
予約もなかなかとれない温泉って聞いているのですが‥
岩盤浴中の皆さんのお話によれば、玉川温泉の湯治棟などは、かなり予約が取りにくいそうです。
別館のそよ風のほうが、比較的取りやすいかもです。
車中泊の方も比較的多いようですが、今の時期は駐車場が17:30で閉門しますので、夜の間車はどこかに移動させなくてはなりません。
近くの湯治場から通い午前に一回、どこかで時間を潰して午後もう一回という方々もけっこういらっしゃいました。
私は行ったり来たりが億劫でしたので1日一回しかしませんでしたが…
病気の未然予防対策として、年に2回の岩盤浴を数年間続けている夫婦もおられました。
銭川温泉、後生掛温泉あたりなら30分程度。
施設の綺麗さで選ぶなら、田沢湖温泉郷あたりがよいかと思います。
そちらからですと、1時間程度で通えると思います。
平日のご利用をおススメします。
季節の変わり目ですので、金魚さんくれぐれもお体大事になさってくださいね。