山形では、ごく普通の民家に暖簾が掛けられ、手打ちのお蕎麦屋さんに変身する店舗も多いですね。ご自宅の玄関から、居間に通される感覚は摩訶不思議で、まるで親戚の家に来たような錯覚にさえ陥ることもしばしば。
山形の魅力を配信する「山形ウェイ」というサイト上では、山形のお蕎麦屋さんが631件も登録されていますが、まだまだ一部のように感じます。
蕎麦は、山形の文化であり、芸術だと私は思っています。
ですが、こんなに多くのお蕎麦屋さんがあるなかで、蕎麦情報はというと地域のそば街道に見られる「蕎麦マップ」のような限定地域のものしかないのは残念です。
実際に山形市内の大きな本屋では、山形全域をフォローできる蕎麦本は見当たりませんでした。
昨年私の実家の掃除を手伝った時、押し入れの中から一冊の本が出てきました。
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みちのく書房が1995年3月12日に初版を発行した「蕎麦王国 山形」です。
今から約15年程前に発行されたことになります。
ですが、今でも時々山形のお蕎麦屋さんの片隅に置いてあったりする本です。
さて、そんなある日、その古い蕎麦本を頼りに「そば処 草宿」さんを訪ねてみました。
どうしてもここの場所のはずなのですが…
外観は今はごく普通の民家さんで、かつてのお蕎麦屋さんの面影はどこにも見当たりません。
本と照らし合わせても外観は同じですが、よく見ると看板が無くなっていました。
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期待が膨らんでいたのもあって、とりあえず本に記載のある店舗に電話をかけてみました。
「現在使われておりません」でした。
閉店していたのですね。
それにしても、本を見る限りでは、美味しそうなお蕎麦屋さんでした。
残念すぎるので、本に記載の内容を残したいと思います。
「こだわり」という言葉はこのような店のためにある。
そば処山形にあっても県内産のそばだけでやっている店はなかなかないが、「草宿」ではすべて尾花沢産玉野産を使用する。
製粉は石臼敷き製粉機を使う。
塩は能登半島で古代からの製法を守る「揚げ浜塩田」のもの。
繋ぎはほとんどつかわず、水は地下水。
だしに葉本鰹、鯖、宗田の産書類を遣い、化学調味料は一切使用せず、おまけに器も尾花沢産の上の畑焼きで統一と凝りに凝る。・・・
ああ、そんなお蕎麦、食べたかったなぁ~。
山形の魅力を配信する「山形ウェイ」というサイト上では、山形のお蕎麦屋さんが631件も登録されていますが、まだまだ一部のように感じます。
蕎麦は、山形の文化であり、芸術だと私は思っています。
ですが、こんなに多くのお蕎麦屋さんがあるなかで、蕎麦情報はというと地域のそば街道に見られる「蕎麦マップ」のような限定地域のものしかないのは残念です。
実際に山形市内の大きな本屋では、山形全域をフォローできる蕎麦本は見当たりませんでした。
昨年私の実家の掃除を手伝った時、押し入れの中から一冊の本が出てきました。
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みちのく書房が1995年3月12日に初版を発行した「蕎麦王国 山形」です。
今から約15年程前に発行されたことになります。
ですが、今でも時々山形のお蕎麦屋さんの片隅に置いてあったりする本です。
さて、そんなある日、その古い蕎麦本を頼りに「そば処 草宿」さんを訪ねてみました。
どうしてもここの場所のはずなのですが…
外観は今はごく普通の民家さんで、かつてのお蕎麦屋さんの面影はどこにも見当たりません。
本と照らし合わせても外観は同じですが、よく見ると看板が無くなっていました。
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期待が膨らんでいたのもあって、とりあえず本に記載のある店舗に電話をかけてみました。
「現在使われておりません」でした。
閉店していたのですね。
それにしても、本を見る限りでは、美味しそうなお蕎麦屋さんでした。
残念すぎるので、本に記載の内容を残したいと思います。
「こだわり」という言葉はこのような店のためにある。
そば処山形にあっても県内産のそばだけでやっている店はなかなかないが、「草宿」ではすべて尾花沢産玉野産を使用する。
製粉は石臼敷き製粉機を使う。
塩は能登半島で古代からの製法を守る「揚げ浜塩田」のもの。
繋ぎはほとんどつかわず、水は地下水。
だしに葉本鰹、鯖、宗田の産書類を遣い、化学調味料は一切使用せず、おまけに器も尾花沢産の上の畑焼きで統一と凝りに凝る。・・・
ああ、そんなお蕎麦、食べたかったなぁ~。
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