山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

高野山宿坊 持明院

2018年05月27日 | 神社・仏閣

高野山には117の寺院があり、そのうち52のお寺さんが宿坊をされています。

今回のお宿は「持明院」さん。

「蓮花谷」下車。

持明院さんには、四国八十八箇所お砂踏み場があり、無料でお参りできます。

翌日の早朝にこの88のお寺さんのご本尊様の名を呼び上げてお参りしましたが、88がひとつの場所に集約されているとはいえ、結構時間がかかりました。

四国をひとりでレンタカーで回ってお参りしたことは、あらためて、すごいことなんだと感じました。

山門。

持明院さんには、4つの庭園があるそうです。

素晴らしい襖絵ですね。

凛とした雰囲気。

この宿に決めて良かったと、この時点でそう思いました。

内庭。

 2階へ。 

お部屋も広々しています。

炬燵があるなんて素敵です♪

お部屋からの眺め。

お寺の方がお茶を入れて下さいました。

お菓子も頂きます。

お風呂に行ってみましょう。(15時から)

浴室は掃除も行き届き、備え付けのタオルも使い放題です。

 

さて夕食の時間になりました。

 

 お膳が運ばれてきます。

精進料理です。

ご飯がとても美味しく炊けていました。

お部屋で頂けるのと、会場食でお膳を頂くのとでは、印象が全然違います。

このフロアには3室あったのですが、2室は外国の方でした。

前回の宿坊「金剛三昧院」さんでは大広間の食事で、周りはほとんど外国の方でしたので、ジロジロと目が合うし、私はその雰囲気に馴染めませんでした。

その時の料理も、とても良くなかった。

今回の宿「持明院」と「金剛三昧院」さんが同料金(1泊2食16000円)なんて、あまりにもレベルが違い過ぎと感じます。

今日は日の暮れを眺めながら、ゆっくりと一人の食事を楽しむことができました。

 

翌朝は6時半から朝のお勤めがあり、お部屋に戻ると食事が用意されていました。

ご飯が美味しいです。

でも、がんもどきを見ると、自然にため息が出てしまいます。

 

持明院宿坊は、サービスの点で素晴らしいと思います。

まず、チェックイン前、チェックアウト後も荷物を預かって下さいます。

それに宿の方のお茶のお接待や、いろいろ親身に高野山での過ごし方を考えて下さるのにも感動しました。

炬燵も良かったし、掃除も行き届いていました。

ただし、宿は悪くないのですが、同じフロアの外国の方が、共同トイレの鍵の使い方がわからないらしく、何度か嫌な思いをしました。

そういう意味では、お部屋食、トイレ付が高野山宿坊のベストプランだと思います。

今まで4つの宿坊に泊りましたが、総じて唯一高野山に温泉をもつ「福智院」さんが、今のところ私の中のべスト宿坊です。

今回の持明院さんも良かったですが、上池院さんも良かったですね。

「一乗院」さんや「恵光院」さんには一度は泊りたいのですが、なかなか予約が取れない宿坊さんです。

 


和食 おぐら

2018年05月26日 | 

高野山奥の院をお参りした後、高野山で穴場のお店はないかとウロウロ。

3回目の高野山ですが、あまり良いお店に巡り合えていません。

 

奥の院から下がったところにある「和食 おぐら」さん。

ショーケースの食品サンプルが、もうどうしようもないくらいに年季が経って、汚い感じですが、それだけ長い時間をここで営業できているということは、きっと何か魅力があるに違いありません。

入ってみましょう。

店内に掲げてあるメニュー表からチョィス。

高野山とは思えないほど、良心的な価格ですね。

「天婦羅そば」(700円)をオーダー。

ジュルジュルと天婦羅を揚げている音が聞こえました。

お茶が、急須にたくさん入っていて、サービスも良いですね。 

来ました~♪ 

エビが大きいです!しかも2匹。

衣はパリパリです。

エビの処理が良く、海老がプリプリで甘いぃ~。

美味しいですね、この天婦羅。

蕎麦は、柔らかくてコシがなく味としてはイマイチですが、汁はきちんとしたお仕事をされているな、って感じました。

総じてこのボリュームで700円は満足価格です。

他のお客様も、満足げな感じでお食事されていました。

かつ丼なども人気のようですね。

ご馳走様でした♪

 

■和食おぐら

住所 和歌山県伊都郡高野町高野山53

TEL 0736-56-3302

営業時間 10:00~16:00 無休


高野山 奥の院へ

2018年05月25日 | 神社・仏閣

 徳島駅そばの「さくら旅館」さんを出て、徳島駅へ。

ちょうど1台のタクシーが待機してくれていました。

すがるような、切羽詰まった心持で乗り込み。

そんな心情を察して頂いたのか、運転手さんの優しい会話で、徳島港到着。

 

5:35発和歌山港行き。

離れていく、四国から。

こんな感傷だったか?自分の中で、心の定点がバランスを失っているのがわかりました。

とりえず、早朝便とあって、ゴロリと横になれる空間を確保し、2時間ほど体を休めることができました。

高野山へ。

 

奥の院まで。

人気武将の由縁のあるものは、賑わっています。 

今回晴天だったけど、天機によりけり印象が全くと感じるほど、違いますね。

高野山は、四国遍路とは別世界でな印象です。

・・・。


四国レンタカー遍路 香川84番~88番、徳島3番

2018年05月24日 | 神社・仏閣

「ささや旅館」さんから車だと本当に、すぐって感じがします。

84番屋島寺さん。

まだ7時前。

清々しい雰囲気に包まれています。

「蓑山大明神」

本堂の右。四国狸の総大将「太三郎狸」と呼ばれる土地の氏神。

子宝、縁結びや家庭円満などの神さま。

本堂はまだ閉じられていましたが、お経をあげ7時に納経場へ。

 

85番 八栗寺さんへは、往復ケーブルカーを使いました。

本当は歩いて登ってみたいのですが、いつも時間に余裕ないですね。

せめて復路だけでも歩こうかとも思ったんですけど。。。

一気に上がります。 

途中Yの時に線路が分かれていて、そこで対向するケーブルカーとすれ違うんです。

 85番 八栗寺さん到着。

屋島の東、源平の古戦場を挟み標高375mの五剣山があり、地上から剣を突き上げたような神秘的な山です。

八栗寺はその8合目にあります。

「八栗の聖天さん」として親しまれている「歓喜天」。

今回「山田屋」さんオープン前に、お土産用のうどんを購入させてただくことができました。

ここのうどん、皆喜んでくれます。

 

 

87番長尾寺。

このお寺も88箇所のなかで好きなお寺さんです。

明治維新以後、本坊は学校や警察、郡役所などの公共施設に提供された寺でもあり、地元では「長尾の観音さん」や「力餅・静御前得度の寺」として親しまれているそうです。

「昨年GWにまた来るから、元気にしてね。また会うの楽しみにしているね」とおはぎのお母さんに約束していたのに、会えなかったです。

お友達に誘われて旅に行ったよ、と納経場で教えてもらいました。

おはぎは納経場で購入できました。

お母さん、本当にありがとうね☆

 

88番大窪寺。

やっと88箇所と思いきや、私はここで重要なミスをします。

写経忘れ、駐車場へ戻り・・・ 

納経が終わって「あ!」と気がつきました(ガ~~ン)

「厄除け不動尊」におまいりして、気を取り直します。

そう、八栗寺さんを打ち終わって、その日の朝食にありつけたとき、その時、気持ちは87番さんに飛んでいたんだと。

つまり88番さん巡ったものの、86番さんを打ち忘れてしまっていたのですね、私。

よほど、焦っていたか、好きな87番さんにすぐさま行きたかったのか?

 

86番 志度寺さん。

四国霊場屈指の古刹。

3回目の後で知ったのですが、「曲水式庭園」があるお寺さんです(拝観料無料)。

室町時代の作庭で、天に向かいそびえる力強い石組が印象的。書院の正面に作庭された無染庭は禅式枯山水庭の定型を採り竜安寺を感じさせてくれるそうです。

 

瀬戸大橋、明石海峡大橋と本州からの車でのアクセスが良い香川県周辺は、GWは車での観光客に人気のようでした。

志度ICから板野ICまで、ほとんど渋滞で動かなかったですね。

完全なる私の計画ミスで、今日泊るはずの高野山の宿坊にさえ辿りつけなくて・・・。

徳島市内は「まち遊び」なるイベント中で、宿泊先なし。

レンタカー返してからの予定変更は?というと・・・。

①徳島の宿坊さんに泊る。

②南海フェリー徳島港の深夜出発便(2:55)まで、とりあえずどこかで休む。

③南海フェリーにとりあえず乗船して、難波の漫画喫茶などで、高野山行の電車まで時間をつぶす。

予算と時間とで、考えられる優良計画は、その3つしか浮かびませんでした。

 

どれも通常としての選択肢として、ベストではないです。

八方塞がり。

 

徳島の3番 金泉寺さんへ。

このお寺さんは1回目のお遍路で、初めて般若心経をあげたお寺さんです。

1番2番さんでは、ただ心経本を目で追っているだけでした。

何故なら「恥ずかしい」という気持ちがなぜかあったのです。

こうして「3回目で、随分成長したでしょ?」とお参りしたかったんです。

1回2回は、納経帳を両親にあげたくて、今回4回目が初めてのかさね印です。

何回来たかわかるような納経帳の位置に印が重ねられます。

その日の朝、ご住職さまが心を込めて淹れて下さったというありがたい冷茶をお接待頂きました。

合掌。

 

この3回目の四国結願で今まで不思議だったことが1つ解決しました。

四国巡礼の納め札は4回まで「白札」ですが、3回迄でいいのでは?と思っていたこと。

今回3回目を巡ってみて、まだまだだと思いました。

3回目は「驕り」や「欲」が計画失敗の根源です。

4回目なら、3回目に起きた計画ミスをリベンジできそうです。

だから、4回目はまだ「白札」で良いと思わされました。

さらに、27回目の先達さんに教えてもらいました。

「何度か来ると四国の道も分ってきて、1番から88番まで順番で回るより、もっと自由でいいのでは?」と。

そうなんです、航空機乗り換えを余儀なくされている私にとって、一期打ちでなければ、その考えも有効的と思います。

遍路費用については、もっとスリム化できると思います。

例えば南海フェリーに乗船して徳島港へ行くとして、難波、関空などで「好きっぷ」(2000円当日限り有効)を購入するのが、一番の最安値と思われます。

「レンタカー遍路」、「四国直行便なし」という住まいの条件下であるならばですが。

ここに時間との兼ね合いで、「宿泊」「レンタカー」が絡んでいくと、複雑なプラスマイナスの計算になります。

「じゃ何故そこまでして四国に行く?」と聞かれれば、現況の私はこう答えます。

「宿坊に泊ってみたくない?

那賀川ってすごく美しい河川があってね・・・足摺岬、道後温泉いいよ~。

香川県は四国で一番小さい面積の県なのにさ、うどん店がひしめき合ってて、うどんの食べ歩き最高だよ。

その4つの県にお遍路街道があって、信仰と現代の時間が交差して、摩訶ミステリアスな島めぐりなんだよね。

そこに行くとね、とても不思議なんだけど、皆お父さん、お母さんに思えて・・・」

 

この結願まで、多くの方から、励ましやご指南、お接待、様々な形で支えて頂きました。

心より感謝致します。

これからは少しの間、四国遍路をお休みして、そこで学んだことや、感じた事などを実践できるような新たなチャレンジが出来ればと考えています。

離れていても、いつも心に寄り添ってくれた家族には、言葉が出ないくらいの感謝です。

 

皆様、ありがとうございます。

合掌。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


瓢月 樽味店

2018年05月23日 | 

四国遍路48番西林寺のそばにある「瓢月 樽味店」さんに初訪。

 

お昼になれば絶対に行列が出来そうな雰囲気の外観です。

カウンター席に座りました。

「かけうどん」(470円)をオーダー。

うどんを待つ間にセルフの「おでん」(110円)をいただきました。

来ました~♪

おつゆがなみなみ。

卓上には天かすが置かれており、好きなだけ頂くことができます。

このあっさりな汁、好きですねぇ~、鰹節の甘い香りがたまりません。

うどんはモッチリ、ツルツル♪

とてものど越しがよくで、思わずニヤリとしてしまいました。

ただ入り口付近のカウンター席は、お客様の出入りで慌ただしい雰囲気です。

人気店のようですね。

ご馳走様でした。

 

 

■瓢月 樽味店

住所 愛媛県松山市樽味4-2-21

TEL 089-993-5658

営業時間 11:00~20:00

店休日 月曜日(月曜日が祝日の場合は 翌、火曜日)