山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

千石や 再訪

2019年07月21日 | ラーメン

私は基本的には、一期一会という思いで飲食店の暖簾をくぐるタイプなので、お店で食事した内容や味とはほとんど記憶に残っています。

鶴岡の「千石や」さんは一度訪店していますが、今回鶴岡に来たから再訪したいと夫がいうので、お付き合いしました。

その日は、平日でした。

カウンター、テーブル席、小上がり席があります。

入口入ってすぐの食券機で購入してから、スタッフさんに食券を手渡しし、着席するスタイルです。

前回メニューになかった「よくばりめん」(900円)をオーダーしました。

味は塩か醤油、麺はストレートかちぢれをチョイスできます。

私は塩のストレート麺をオーダー。

「よくばり」だけに、チャーシューが1枚、ワンタン2個、味付け卵1個がトッピングされており、お得になっています。

皮が大きめのワンタンの食感はプルプルで、皮が肉をしっかり受け止めています。

滑らかな食味ですが、個人的に極薄な皮がちゅるちゅるとして、口のなかをぴらぴらとくすぐっていくような、食感の方が好みです。

やさしい塩、とでもいいますか、飲み疲れないスープ。

魚介の出汁を引き立たせる塩加減です。

麺はツルツルと喉越しが良く、はじめはコシがあってふわりと麦の甘い香りがしましたが、細麺のため味わっているうちにコシが無くなってきます。

麺がスープを吸い上げてくると味の変化がなくなり、もっとスープ濃度があっても良いのかな、と思いました。

夫は醤油の縮れ。

この縮れ麺は、私好みです。

啜りあげると口の中で躍る感じが。

スープは上澄みの脂が麺と絡んで、はじめ肉の旨味を感じますが、醤油の味が主張強めに感じました。

それはそれで、味の輪郭があって店主の作りたいラーメンなんだって思いを感じたのですが、欲を言えば、丼ぶりのスープを全て飲み干したいほどの、最後まで忘れたくないスープとまでではなかったかな。

好みは人それぞれです。

よくばりめんはコスパ高いと感じますが、私の中では、初訪の印象は超えられなかったように思います。

やっぱり、一期一会なんですよね。

私が自分に強いているそのルールを破りたくなるくらいのラーメン屋さんも私の中にあるにはあるんですが。

そういうお店って、シークレットにしたいんですよね、荒らされたくないから。

ラーメン業は栄枯盛衰が常ですから、お客様の意見を受容れようとすればするほど、迷路に入り込んでしまうようなところってあると思います。

 

余談が過ぎましたが、千石やさんは場所も良いし、駐車場も広めで、店内の雰囲気も良いと感じました。

 

■千石や

住所 山形県鶴岡市大宝寺字日本国378-10

営業時間 11:30~14:30  17:00~19:00

 


庄内観光物産館 ふるさと本舗  

2019年07月20日 | ドライブ

湯の浜温泉「愉海亭 みやじま」さんで、庄内浜で獲れたお魚を買って帰りたいというと、山形空港近くにある「庄内観光物産館 ふるさと本舗 」をおすすめして下さいました。

とても広い敷地で、高速バスもこの「庄内観光物産館」で止まるようです。

いろいろなカテゴリーの食事処があり、山形のお土産も充実した品ぞろえになっています。

建物続きですが別棟には、鮮魚を取り扱ったお魚屋さんが集合した施設があります。

建物に入ると海産物独特の生臭いにおいがするのは否めませんが、お魚のケースの中は、庄内浜で獲れた新鮮な魚介類が、並べられていました。

価格は第一印象、安い!と思いました。

 

6月は「うまずら」が旬というので、お刺身を購入。

「ふぐ刺し」が分厚く切られているので、興味がてら購入しました。

頼むと氷をサービスして下さいます。

 

自宅に帰って夜に頂きましたが、お刺身は新鮮で、よい買い物をしたと思いました。

割烹などでふぐのフルコースを頂いたことはありましたが、今回購入した厚切りの「ふぐ刺し」の食感は忘れられません。

身がコリコリして、おいしかったなぁ・・・。

 

庄内観光物産館 ふるさと本舗  

住所 山形県鶴岡市布目字中通80-1(鶴岡ICとなり・火の見櫓が目印)

TEL 0235-25-5111 

営業時間 / 9:00~18:00(年中無休)


愉海亭 みやじま お風呂

2019年07月19日 | 温泉

湯の浜温泉「愉海亭 みやじまさん」の泉質は、ナトリュウム・カルシウム-塩化物泉。

お部屋のユニットバスからは蛇口をひねれば温泉が出てくるのですが、このお宿には男女別の2つの内湯と、雰囲気の全く違う露天風呂が2つあり、宿泊すれば露天2つを入浴することができます。

内湯でも人気の、展望大浴場に行ってみます♪

施設は新しく、綺麗に掃除されています。

海を見渡しながら入浴ができ、とても心が和みます。

森に囲まれた温泉もいいけど、海のブルー、空の青を感じながら入るお風呂は、本当に贅沢ですね♪

特にこの檜の浴槽に張られたお湯が気に入りました。

一瞬入るのを躊躇するほど熱いお湯なのですが、ややしばらくすると慣れてきて、汗がしたたり落ちます。

お湯が新鮮です!

源泉の温泉効果を実感しました。

洗い場もゆとりがあって使いやすかったです。

 

さて、もうひとつの内湯に行ってみましょう。

こちらは地上より下にある男女別の小浴場です。

浴槽は石づくりで、綺麗ではありますが、雰囲気が暗い感じです。

景色も見えず、つまらない気分がして、すぐにあがってしまいました。 

 

露天風呂は最上階にあります。

勿論、天然温泉♪ 

ロッカー完備。

男女別の入口には貴重品入れもありました。

お風呂からのこの眺め、最高!

檜の浴槽が肌に柔らかく、ひたひたと縁すれすれまで湯張りしてあり、それだけでも贅沢なのに、始終ひとり占めの状況でした。

見上げると看板。

洗い場。

後方にはお山や旅館が立っていますが、随分離れていますよ。

なんという開放的な眺めでしょう♪

鶴岡まで来てよかったですね、温泉にはいって心がときめくというのも久しぶりに思います。

 

さて、朝になると露天風呂が交換になっていました。

最高ですね、この露天風呂!

温泉に浸かりながら船長になった気分でした♪

男の子のお子様だったら、間違いなく喜ぶことでしょうね。

とても良いお湯でした。

露天風呂はちょうどの湯加減で、海を眺めながらぼぉ~っとしていると、悟りやきらめきが沸いてきました。

リラックスすることでリセットでき、たくさんの元気を頂ける温泉でした。

また来年も来てみたいと思います。

 


愉海亭 みやじま

2019年07月18日 | ホテル・宿

鶴岡市の「湯の浜温泉」には今まで、数件の旅館に泊まっていますが、今回は「愉海亭 みやじま」さんを初訪しました。

今年6月に山形県沖地震がありましたが、みやじまさんは岩盤の上に建っている為、翌日も平常通り営業していたそうです。

1Fロビーには、お茶などのフリードリンク機がありました。

海が見渡せる、開放的な立地にある温泉旅館です。

お部屋へ。

角部屋で、素晴らしい眺望のお部屋です♪

しかも、明るくて気持ちの良いお部屋です。

ベランダにツバメさんの巣があり、親鳥が一生懸命餌を運んでいる姿に癒されました。

お菓子。

海水浴場が目の前にあります。

シーズンになれば、海水浴場に宿泊者専用の「ビーチパラソル」「テーブル・イスセット」が用意され、無料で利用できるそうです!

冷水、山形といえば「紅花」の生け花あり、気配りも十分ですね。

洗面所。

アメニティーも気配りありますね。

そう、これなんです、私がこの宿を選んだ理由のひとつ。

ユニットバスではありますが、蛇口をひねれば湯の浜温泉が出てきます♪

源泉自体熱いので、自分好みに温度を調節できることと、好きな時に気軽にお部屋で入れるのです!

しかも、窓からは海が見え、窓を半開きにすれば爽やか風が入ってきます。

この景色、なんて贅沢なことでしょう♪

あればなんでしょう?

波乗りのモニュメントかな?

私がこの宿を選んだその2、部屋食です♪

地酒の「利き酒セット」をオーダー。

仲居さんが次々とお料理を並べました。

お刺身の白身魚は、〆たばかりなのか、味がないくらい新鮮で、お魚のじゅわりとした脂を感じました。

お部屋の窓からの夕陽を眺めながらの夕食です。

贅沢すぎ、ですよね。

釜めしの中身は、蟹でした。

ふんわりと炊けて、味付けも濃くなく、美味しかったです。

私が選んだ理由のその3は、地元で獲れた新鮮な「岩ガキ」です。

食事コースのメインディッシュとなっています。

なんと新鮮なのでしょう♪

プルプルの牡蠣を噛むと、口の中で濃厚なミルクがじゅるりと溢れだします。

味がない?

旨みを感じない?

そのくらい新鮮!

この不思議な感覚は、言葉には表すことが難しいです。

食べ終えて、思わず、フッって微笑んでしまいます。

食感を味わう、そんな感じです。

山形の海側の道の駅などで頂く岩ガキとは、まったく別物です。

岩ガキを頂きたいのならば、お金はかかりますが、旅館に泊まって食べるのが正解だと私は思っています。

旅館の名にかけて、衛生管理が徹底されているから。

夕日が沈んでしまうと、空が青から紺に染まっていきます。

〆の蟹の味噌汁。

デザートとお茶が最後です。

充実した夕食でした♪

さてみやじまさんでは夕方に、山形ワインとおつまみの振る舞いがあります。

館内放送があり、1Fの朝食(夕食)会場に行ってみました。

小さめのグラスに1杯と山形名物玉こんにゃく1個だけですが、湯上りの気分転換になりました。

さて、朝食です。

海岸を見ながら頂く朝ご飯、気持ちが良いですね。

手作り感があって美味しく頂きました。

朝から贅沢な気持ちです。

スタッフさんにお願いすると、お粥も頂くことができました。

ご馳走様でした♪

温泉もですが、お料理も、お部屋も良く、接客もお見送りが嬉しく、本当に気分の良い時間をこの旅館で過ごすことができました。

来年もまた、「岩ガキ」を食べに泊まりに来たいなぁ~。


民宿田麦荘 ななかまど亭

2019年07月17日 | 蕎麦

昨年、お昼を頂こうと初訪したものの、蕎麦が売れ切れてしまったとのことで断念。

電話で営業を確認の上、今回は12時前に訪店した「ななかまど亭」さん。

お店に入ると「お好きな席にどうぞ」ということで、小上がりの席に座りました。

窓からは、山々と緑が見渡せる、気持ちの良い眺めです。

ななかまど亭さんは、地元の田麦俣産の玄麦を石臼で挽き、月山の名水で打つ手打ちそばのお店です。

敷地内の「田麦荘」というお宿も経営されておられます。

ここまで来たからには「月山もり」(1.450円)でしょ♪

(天ぷら・山菜小鉢二品つき)    

昨年のリベンジだけに、お料理を待つのが嬉しくてなりません。

来ました~♪

ひとり1枚の天婦羅盛りなんて、ぜいたく贅沢♪

天然の蕨は、シャキシャキした歯ごたえで噛めば噛むほどにトロトロした喉越し。

赤ぜんまいは、普通のぜんまいと比べて、味が濃くて風味があり、味付けも山菜の味を殺さず、ちょうどの加減の味付け。

漬物の胡瓜がシャキシャキして、塩加減も好きな味です。

天婦羅の椎茸は旨味があり、ウドは香りがあって、サクッと揚がっていました。

月山の幸、最高!

それに想像以上に小鉢のボリュームありました♪

肝心の蕎麦はというと・・・

コシがあって、後からくる蕎麦の旨み、ふわりと甘みも感じて喉を流れて行く・・・美味ですね。

つゆもしっかりと熟成されて、蕎麦の旨みを引き立てています。

バランスも良いです。

蕎麦の存在感、つゆの仕込みのしっかりとした仕事ぶりを感じました。

ほんとうに、幸せな食事です♪

スタッフさんにお聞きすると、その日は「外1(十一(といち))で、蕎麦粉10に対してつなぎ1という割合と教えて頂きました。

お店のホームページでは「外二」となっているので、その日はラッキーだったと思います。

また来たいな♪

その時は、前日まで予約して、いわなの刺身と塩焼きも頂きたいと思います。

ご馳走様でした♪

■民宿田麦荘 ななかまど亭

住所 山形県鶴岡市田麦俣清水尻12-6 民宿田麦荘

TEL 0235-54-6328

営業時間 午前11:00~午後3:00(そば売り切れ次第終了)

店休日 不定休