プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

泉沢彰

2011-11-01 23:29:06 | 日記
泉沢彰投手

フォーム・・右下手投げ「サイドスローとアンダースローの中間あたりか?」

球種・・ストレート、カーブ、シュート、シンカー

1972年、ウェスタンリーグ時代
・「ボクは寒い東北育ちですが、これでも暑さには強いですよ。なにしろ都市対抗で鍛えたし

、南国九州へ移ってから夏場に強くなったですからね」こういって胸を張るのは

泉沢「西鉄」だ。8月の太陽がカッと照りつける藤井寺球場で行われた対近鉄6戦、7戦に

連投しても平気な顔。あの細いからだのどこにスタミナが隠されているのかと思われるほどだ。

これで19試合に登板し5勝「3敗」をマークしたが、カーブ、シュート、シンカーを巧みに

ミックスしてリリーフで好投している。都市対抗で名を売った投手だが、プロ入り後は

力不足で全くの泣かず飛ばず。それでも江田コーチは「よくなってきた。ストレートに威力が

出てくると申し分ないが・・・」とみている。稲尾監督も暇さえあればウエスタンの試合を

観戦、若手投手育成に力を入れているが、「泉沢はもう少し力強さが」といっている。

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江田幸一

2011-11-01 23:27:40 | 日記
江田幸一投手

フォーム・・・アンダースロー「168センチと小柄だが、体の使い方のうまさには同僚の高橋直樹も脱帽した。

ショート・リリーフに活路を見いだした」

球種・・ストレート、シュート、シンカー「打者の手元で微妙に変化するクセ球が持ち味」

1977年
・前期もいよいよ終わりだが、日本ハムで前半戦のツキ男、江田投手が「ツキ」の締めくくりを飾った。6月22日の対ロッテ戦
ダブルの第一試合、先発の佐伯が5回に4点目を取られ、0-4とリードされたところからリリーフ。「どうせ負け試合か・・・」と
気軽に投げていると、味方がどんどん反撃に移り9回のドタン場に永淵が右翼ポール際に逆転の5号2ラン。思わぬ勝ち星が
転がり込んで2勝目「ツキも運も実力のうちですよ」ポーカーフェイスでトボけている江田だが、本心は涙を流さんばかりに大喜び。
「今シーズンの目標はまず一軍入りだった。ここ2年、ファーム暮らしが続いたから、今年ダメなら野球から足を洗うつもりだったんだから。つぎは1勝でもいい、勝ち星を。つぎは5勝と欲が出たのに、前期だけで5勝とは・・・」出来すぎもいいところの「望外」な
勝ち星では笑いが止まらない。「こうなったら10勝でもネライましょうか」自分自身の調子が下り気味だったのと高橋一、野村らが
復調したこともあって、出番が少なくなっていた江田にとっては、これが40日ぶりの勝利だった。「これまで女房に苦労ばかりかけてきたから、何かプレゼントでもしょうかな」といくら喜んでも喜び足りない江田だ。

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松島英雄

2011-11-01 00:23:06 | 日記
投球フォーム・・資料なし  
球種・・内角をえぐるようにはいってくるシュート。伸びのある速球とコントロールのよいカーブ。


1972年
オープン戦好調の大洋で、めきめき株を上げてきたのが、3年目の松島。3月6日のロッテ戦で初先発するや、4回まで

ノーヒットという出来。前田益に2ランを浴びたものの、5回投げて2安打4三振という内容は「秘密兵器」にふさわしい。

変わっているのはこの松島、昨年までバッテイング投手だったこと。静岡商時代は新浦の陰にかくれて内野もやり、大洋入団後

もバッテイング投手と内野をかけ持ちしていたというから変り種もいいところだ。「いいコントロールをしているだろ。今年はどんどん

使ってやるよ」と予想以上の出来に別当監督ら首脳陣も大喜び。松島は「ロッテ打線はまるで迫力がなかった。一回投げた時

これならいけると思ったし、紅白試合で投げたウチのバッターの方がずっとこわかった」とケロリ。なかなかのひょうきん者で、特技が

静商出身らしくストリップ小屋の呼び込み。心臓の方も仲なか強そうだ。五年目で芽が出た関本「巨人」の例もあり、

バッテイング投手・松島の変身ぶりがこれから注目される。

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