プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

江尻亮

2012-11-14 23:12:17 | 日記
大洋の左腕江尻は腰の開きが早すぎる。横手から投げるところへ腰を開くから、シュートはよくかかるが、タマ筋も予測されやすい。東映は二回毒島、宮原、岩下が連打して満塁のあと失策と犠飛で2点、三回には張本がラーカーを置いて左中間へ大きく叩き込んだ。左腕がこう左打者にかもられるようでは処置なしだ。
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西岡三四郎

2012-11-14 23:06:50 | 日記
フォーム・・・スリークォーター

「三四郎という名前がええだろう。これは大物になること間違えないよ」鶴岡監督もこの西岡にはぞっこんほれ込んでいる。呉キャンプのときも、ブルペンで西岡のピッチング練習を見るのが楽しい日課だった。とにかく183㌢、75㌔と投手として理想的なからだつき。このスマートなからだに南海のユニフォームがピッタリと合い、投球フォームがすばらしいときているのだから、親分がまいってしまうのも無理がない。人は元南海の宅和を、現東京の小山を連想するが、先輩の杉浦は「ほんまにピッチャーらしい男や。センスもある。いうことはないな」と太鼓判を押す。昨年の夏ごろまで洲本の練習や、県大会に熱心にかよいながら「スカウト生命をかける」という南海山下スカウトにさらわれた東京中西スカウトが「見れば見るほど惜しくなる」と歯軋りするのも当然だろう。評論家の笠原和夫氏は「フォームの美しさに将来性を感じる」という。ややスリークォーターぎみの投法だが、バックスイングの腕の振り、投げた後のフォームがともに大きく、投手の腕の振り方としては最高だ。すべてに大きく、のびのびとして、きゅうくつさが少しもない。また上体ばかりでなく、腕と腰とのバランスが実によく取れている。しかも笠原氏は「現状ではタマそのものの威力が・・」と続ける。フォームに難点がないから、コントロールは抜群であり、スピードも高校出の新人としては最高に近いものを秘めているが、タマそのものの迫力にいま一歩の課題を残しているのだ。
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