プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

鍋屋道夫

2019-01-27 08:28:50 | 日記
1983年

バネのある長身から投げこむ速球が魅力。課題は不安定な下半身の使い方だが、腕の振りを良く鍛え方次第で将来主力投手に成長出来る選手だ。

首脳陣の期待感から言えば鍋屋道夫も忘れてはならない存在だ。日本楽器の次期エースと言われ「どうしても手放せない」との日本楽器津布久監督の説得も本人のプロ入りにかける決意が固く入団の運びとなった。「速球主体で正面から押してゆく投手になりたい」と語るだけあってバネのある長身から投げ込む速球は魅力だ。課題は不安定な下半身の使い方だ。安定した投球フォームを完成させたい。即戦力ではないが、1、2年先の主力投手を担える楽しみな素材である。

1989年

昨年秋、トレードが決まるや、すぐさま鴨川キャンプに合流してきた。一日でも早く新チームにとけこもうとするその姿勢がいい。広島の強力ピッチングスタッフのなかにあっては、なかなか登板チャンスがなかったが素質は十分。ピッチングの相手をした長田ブルペン捕手が「いい回転のタマを投げますね」と言うストレートを武器に、まず一軍への足がかりをつかみたいところだ。
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渡辺弘

2019-01-27 08:17:01 | 日記
1989年

昨年はファームで最多の登板だった。先発に、おさえにフル回転だったが、そのわりに数字がついてこない。187センチの長身、恵まれた体を持ちながら、大きくホップできないのは何が原因しているのだろう。オーバーハンドからのストレート、スライダーに、いまひとつパワーが乗れば、十分打者を牛耳れるはずだ。大学出の4年目。そろそろ真価を発揮するときだ。
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山本勝則

2019-01-27 08:12:14 | 日記
1986年

川根高校時代

堅実な守りのチーム。好投手の評判が高いエース山本勝の力投と競り合いでの粘りが出れば、川根旋風を巻き起こすことも可能。山本勝は182㌢の大型本格派。武器は右上手から繰り出す速球を中心に切れの良いカーブ。けがもなく体調はいい。
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広野准一

2019-01-27 08:05:26 | 日記
1989年

投球フォームの土台づくりは昨年で終った。スリークォーターから流れるようなフォロースルー。素人目にも、入団当時のギクシャクした角(かど)がとれ、実にスムースになった。外角いっぱいをつく速球、カーブ、スライダーにも目を見張るものがあり、今季が楽しみだ。リリーフに活路を見出したい。
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上岡良一

2019-01-27 07:59:08 | 日記
1989年

2年連続大学選手権で準優勝した東北福祉大のエース。昨年春の米国遠征ではUCLA戦に13、南カリフォルニア大相手に14の三振奪取を見せた。桜宮高から野球を始めて投手一本。2年春に大阪府大会で優勝し、夏の府予選では決勝でPL学園に敗れている。横手からキレのある速球と大きく割れるカーブ、さらにスライダー、シンカーを駆使し、負けず嫌いな性格はいかにもプロ向き。実戦派との下馬評が高い。
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高橋一彦

2019-01-27 07:51:07 | 日記
1990年

七色の変化球が冴える。大洋で5勝をマークした実戦派の高橋は新天地で一段と熱が入る。武器であるフォークボールは面白いように低めへ落ちる。マウイキャンプではすぐにナインと溶け込み、「高校の後輩である渡辺久信もいるし、みんな若い。いい刺激を受けています」と、表情は明るい。チーム全体が若いだけに、高橋のような中堅投手は貴重な存在。フォークだけでなくスライダー、シュートとコントロールが良く安定感は十分。昨年息切れした投手陣の潤滑油として、高橋は今までのプロ生活のすべてを今年にかける決意。若手のお手本となって投手陣の争いが激化している。
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島田直也

2019-01-27 07:45:37 | 日記
1989年

同期の芝草にちょっぴり差をつけられてのプロのスタートになった。夏場過ぎから右ひじの状態がおかしくなり、軟骨の摘出手術を受けてのリタイヤは悔しかった。ストレート、カーブに鋭いスライダー。小柄な身体をいっぱいに使ってのさっそうたるマウンドでの勇姿がよみがえるのはいつになるのだろう。あせらず、じっくり再スタートをはかりたい。
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滝口光則

2019-01-27 07:42:09 | 日記
1989年

日本ハムへのトレードは、広島・山本新監督が、初陣の采配をふるった遠証地キューバで聞いた。プロ10年目の区切りを迎える今季、のび悩んでいた滝口にとっては格好の刺激として受けとめたにちがいない。右のサイドハンド。シュートでおこし、スライダーでゆさぶる小気味のいいピッチングはリリーフタイプか。僚友・鍋屋と一軍入りを目指して勝負だ。
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五十嵐明

2019-01-27 07:38:36 | 日記
1989年

昨年の夏場、ろっ骨にわずかにヒビが入って投球はストップされたが、その間の走りこみは、五十嵐明にとって大きなプラスだった。下半身が強化され、ぐっとたくましくなった。カーブ、シュートの切れの良さに加えてマウンド度胸も十分。左腕から打者の内ぶところをつく速球に威力がつけば一軍への道は近い。
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