プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

奥田敏輝

2012-11-10 19:52:39 | 日記
順調に成長の奥田

横手投げの奥田が力投、当りに当たっている東映打線を押えた。早くも5試合目の登板で、失点は七日の東京戦で許した本塁打1本だけという好成績だ。林コーチは「きょうはスピードが少し足りなかったが打者のヒザ元へのシュートがよかったな。これで上からのカーブを身につければ投球にもっと幅が出る。スピードももっと出る投手だ」と順調な成長ぶりに目を細めていた。奥田は「低目へていねいに投げた。東映さんは当たっていると聞いていたので立ち上がりは萎縮していましたが、三回から思い切って
投げました。これからは打たせてとるピッチングに徹したいと思います」と目を輝かせていた。
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落合勤一

2012-11-10 19:33:36 | 日記
球種・・・スライダー

東映が五回に5点を取って逆転した。この回からの稲川は復調が期待されている一人だが、タマが軽いうえ、スピードがないときてはとてもダメ。そのうえバックに足を引っ張られて一死も取れなかった。鈴木では押え切れず、高橋まで出てきたが、松村に長打されるなどさんざん。移籍の木原も雑な投球で、簡単に得点を許す。新人小谷も四球を連発した。どうも調子の思わしくない大洋投手陣だ。もっとも先発の島田だけはよかった。四回張本に中超え本塁打されたのが唯一の失投で、低目への制球、カーブに最盛期の力を取り戻しつつある。大洋打線は相変わらず荒っぽい。桜井だけは打ち込んだが、落合あたりのスライダーに手こずった。いまのところ東映の調整の方がかなり上回っているようだ。

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長持健一

2012-11-10 19:25:46 | 日記
軟式出身の長持好投

軟式球界からテスト生で東映入りした長持が初登板した。わずか2イニングだったが、大洋打線を1安打に押えたのはお見事。「やはり、初登板で、ちょっとあがりました。だけど投げているうちに落ち着きました。投げたのはほとんど直球。カーブも少しほおおりましたが、この登板でなんとなく自信がつきました。それにライナーが真っ正面ばかりをつきましたので、ツイているともいえますしね」と、この異色新人、ちょっぴりうれしそうだった。

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牧野宏

2012-11-10 09:13:39 | 日記
慶大は巽のねばった投球とこれを盛りたてたバックの攻撃力がいかんなく発揮されて先勝した。法大牧野は昨秋にくらべると得意のシュートとカーブに切れ味が悪く制球力もまだ復調していない。そして苦しみながらそろえたところを慶大にねらわれた。すなわち二回は赤木の二塁打と稲森のタイムリーで先取点を許したのち、五回には高橋秀を歩かせてから藤森、高橋、浜部、赤木といった主力打者にそれぞれ長短打をこうむり一挙に4点の大量失点を失い、七回は味方の吉岡、原、島田がたたいて1点差にこぎつける場面まで展開したが、この裏赤木の長打でふたたび得点に差をつけられた。一方巽も会心な出来ではなかったが味方の得点力と、二、七回法大の走者をけん制で刺したところに完投ができたと見られる。

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久野剛司

2012-11-10 09:05:14 | 日記
阪急2-1阪神

阪急打線は小粒だがピリッとしている。3安打の四番長池を中心に阪神の3投手から13安打を奪った。
プロ入り二年で四番打者になった長池は好調阪急の代表。四回、久野のシュートにうまくバットを合わせ、
左翼上段に本塁打した。先発の足立は四回投げて打者十二人に1安打。プロ入り初登板の二番手水谷は2イニング
投げただけだが、速球がいい。足立が四回で退いたため勝利投手になり、デビューを飾った。
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橋本孝志

2012-11-10 01:07:06 | 日記
中学時代に、相撲界から口がかかった。それほど体格がいい。1㍍82、82㌔。分厚い胸、柔軟なからだは、池永(下関商ー西鉄)、尾崎(徳島海南ー西鉄)とともに、高校球界の三投手というのにふさわしい。今春の九州地区大会で優勝して選抜高校に出場、池永の下関商を破って注目された。この選抜では優勝を逸したが、国体で初優勝をとげ、本格派の速球投手という折り紙がついた。80㌔のウエートが、タマにのれば、右腕の投げおろしの速球に、一段と威力を加えるはずだ。橋本の武器は、速球と大きなドロップだが、まだプロに通用するところまではいかない。野口コーチの手塩にかかって、はじめて一軍のマウンドに立つことになろう。

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植村義信

2012-11-10 00:31:22 | 日記
大毎8-8広島

登板した両軍八人の投手の中で植村が急所急所をドロップと同系列のパームボールでしめていたのが光っただけで、あとはあまりよいできではなかった。大毎側では衆樹の二度にわたる絶好の本塁送球と、当たっていた大毎の中で調子の出なかった榎本が好打を放っていたのが注目された。

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鬼頭洋

2012-11-09 22:52:21 | 日記
鬼頭、無四球を喜ぶ

大洋の鬼頭は東映、南海を相手にオープン戦11イニング無失点で2勝をあげた。「追い風を利用した。ストレートがよく走ったしコントロールもまあまあ。フォーク・ボールを6球ほど投げてみました。四球のなかったのははじめてではないでしょうか」と無四球を喜んでいた。

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牧田政彦

2012-11-09 22:47:38 | 日記
中日5-2東映

東映打線も牧田打ちあぐむ

東映は二回岩下のスクイズで1点を返した。4点をリードされてもスクイズで着実に得点しナインに反撃意欲をもたせる水原監督の芸はこまかい。しかし東映打線は牧田のカーブを打ちあぐんだ。再三チャンスを迎えながら毒島、張本の左打者が左腕牧田のカーブに腰が逃げて逸した。張本はチャンスに長打をねらい強振する悪い癖が直っていない。

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若杉輝明

2012-11-09 22:42:17 | 日記
若杉、快記録を逸す

日大三高準々決勝へ

日大若杉は九回境江村の三遊間内野安打で惜しくもノーヒット・ノーランを逸したもののスピードに頼らずコントロールのよい直球とドロップを巧みにコーナーに配して凡打に打取りわずか三人走者を出したのみという好投を示した、二回無死四球、バントと三ゴロで三進した福井が強引なホーム・スチールに成功先取点をあげた、日大三高は三回一死二、三塁のチャンスを併殺で逸したが四回福井の適時二塁打で一点を追加、八回にも川上、高橋、渡辺の三安打で駄目押しの二点を加えそのまま押し切った。

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松本忍

2012-11-09 22:36:57 | 日記
まだ19歳の五年生

勝利が決まると、西沢監督、近藤コーチがマウンドまでかけて行って、松本の好投をたたえた。投手のやりくりに苦しんでいただけに、よほどうれしかったのだろう。松本は「カーブのコントロールがよかった。うれしいですよ。ウエスタン・リーグは勝っても賞品なんかくれないですから」と勝利投手賞を手にして喜色満点。三十八年に長崎の北諫早中を出て中日にはいり、中央高に通いながら野球をやってきた養成選手。同じ養成選手から大打者に成長した西沢監督が「よくやった」と何度も肩をたたいていた。

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龍隆行

2012-11-09 22:34:59 | 日記
フォーム・・・記載なし 球種・・カーブ、シュート

注目の六大学スター

・・・六大学スター石黒(慶大)竜(法大)石岡(明大)の三選手が出場、ネット裏の注目を集めた。
竜は「初登板なので、ちょっとチビった。高めを投げて打たれてはと思って低目をねらったがカーブ、シュートともうひと息。それがまたボールの多い原因だった」

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広島衛

2012-11-09 00:44:23 | 日記
広島、五年目の完封

中日の広島は伸びのある直球とゆるいカーブを使って国鉄打者のタイミングをはずしプロ入り五年目初の完封勝利となった。
一回中、井上の連安打でつかんだチャンスを森の二ゴロ併殺で逸した中日は三回岡島を二塁において井上が内角高めのカーブ
を左翼上段に本塁打して先行した。国鉄の村田は外角カーブがわずかにはずれたため苦しいピッチングだった。
中日は四回にも二塁打と小西のエラーで三進した太田を吉沢の中犠飛でかえして優位に立った。
3点を背負った広島は前半毎回走者を出したがスローカーブをうまく使って得点を許さず、後半これを打ち込まれると力一ぱい
伸びのある直球をきめて逃げ切った。国鉄は中日以上にチャンスをつかみながら決定打が出ず六回無死一、二塁を逸し、七回一
死一、二塁から土居の遊ゴロファンブルで飯田が三塁をオーバーランして刺されるなど拙攻もあって、くずれかけた広島をいま
一息まで追いつめてくずせなかった。広島は昨年まで四年かかって得た4勝をことしは早くもかせぎ、勝ち星で中日の投手陣の
トップに立った。
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円子宏

2012-11-08 23:55:51 | 日記
フォーム・・記載なし  球種・・・カーブ、シュート

農大

円子の進境は特筆すべきだ。昨春の前術戦で早大を完封した速いシュートに加え、鋭いカーブを会得したためピッチングに変化が出てきたのと、連投にたえる体力、味方の失策にもたえる体力、味方の失策にも決してくさらぬ精神力など、リーグ髄一の大投手である。全十五試合に登板、完投十三回、百二十五イニングを投げて被安打55、四球25、三振83、自責点7と実にすばらしい記録だが、5勝6敗は全くの気の毒だ。チーム打率1割5分の貧打内外野の拙守は円子の健投を結実させ得なかった。とくに捕守陣の弱体は目に余るものがあり、対中大一回戦、対学習院決勝戦など捕手の失敗が直接の敗因となっていた。
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寒川浩司

2012-11-07 22:25:38 | 日記
岡山東商3-0倉敷工

岡山東商は、立ち上がりの好球必打が成功した。一回二死から佐藤、福田が四球で歩き、岸本の左前安打でつかんだ満塁機。ここで大月が兼光の外角球にマトをしぼり、一、二塁間にはじきかえして2点を先取。さらに二回も守屋の左中間三塁打などで加点した。このリードを寒川が、速球と小さく落ちるカーブで強打の倉敷工打線をわずか3安打に抑えて完勝した。

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