お茶の水

2010年11月05日 | 健康・病気
昨日は、神保町の岩波ホールで映画を観るためお茶の水駅まで行った。
女房の家のある清瀬からは西武池袋線で池袋に行きます。
池袋からは地下鉄丸ノ内線でお茶の水駅に行き、
神保町まで歩いた方が便利だと思う。

お茶の水には、私が18歳のとき通った予備校があった。
本郷三丁目の会社から歩いて行きました。
お金の節約です。地下鉄でひと駅のところを歩いたのです。
昼間仕事をして夜間の予備校に行きました。
でも、私はすぐ挫折しました。
なにしろ眠い。なぜ眠くなるかといえば、勉強が分からなかった。
茨城の三流県立高校を出て1年間なんの勉強もしていなかった。
ギター工房に弟子入りしたが、挫折し、田舎に帰った。
金物屋で働いていたが、そのままではイヤだと考え、翌年、
金を貯め夜間の予備校に入った。
予備校の近くの試薬会社に就職した。
大学を出て教師になるというのがそのときの私の夢だった。
しかし、甘かった。
予備校の受験勉強についていけなかった。
秋風の吹く頃、私は予備校に行かなくなって毎日酒を飲んでいた。





あの頃、毎日お茶の水橋を渡っていた。
そこで立ち止まり、向こうの聖橋を眺めていた。
何思っていたのか。

背中にある東京医科歯科大学には、何年か前に女房の父親が入院していた。
そして、そこで亡くなった。





お茶の水駅前を通り、向こう側に渡った。
そのときはスクランブル交差点なんてなかった。
写真の薬局のところにカレー屋さんがあった。
何度か腹減ったとき食べたことがあった。
私の青春スポットです。

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