私の勤務する施設で昨日と今日、マウントあさま室内合奏団のワークショップが行われた。
それは昨日の午後から始まった。
私はいつものように昨日も午後からの勤務だった。
事務作業をしているときに体育館から聴こえてきたアンサンブルに驚いた。
マウントあさま室内合奏団の音が、澄んでいて伸びやかで美しいんです。
曲はベートーベンかな、と思った。
今日は、合唱団も加わって練習をしていた。
こんなのを聴いて仕事をやれ、というのは酷です。
(でも、やるべきことはしましたが…)
プロかなと思っていたらアマチュアなんですね。
> 募集メンバー:
> ヴァイオリン(24名)、ヴィオラ(10名)、チェロ(8名)、コントラバス(6名)
> 管楽器は基本的には公募はしません。
> 参加対象としてアマチュアで楽器経験のある方を募集します。
> 定員に達し次第締め切ります。
とワークショップ募集のホームページに書いてあった。
でもあの音を出す人たちがアマチュアなのかな?
私にはプロとしか思えない。
本当に素晴らしいハーモニーだったのです。
私は、中学・高校、そして社会人になって3年間ほど吹奏楽でトロンボーンを吹いていた。
市民吹奏楽団のときに、弦楽の人たちと一緒にオーケストラとしてステージに立ったこともあります。
たまーにちょっとの間、なかなかいいアンサンブルになるときを経験したことはあるが、
あんなにずーっと綺麗なハーモニーで演奏し続けるなんて、あれでアマチュアなのだろうか。
質の高いアマチュアの人たちが参加しているのだろう。
当然、指導者が素晴らしいのだと思う。
マウントあさま室内合奏団のサイトで「今までの活動とこれからの予定」を見ると、
これまでウィーンや台湾でも公演をしている。
貧しい音楽感性の私がいっても説得力はありませんが、このオーケストラは素晴らしい。
私の施設のある公園を散策していた人たちが何人も館内に入ってきて、
「この音楽はなんですか?」
「今日は、何をやっているのですか?」
と私に訊いてきた。
そのぐらい素敵なアンサンブルでした。
明日、大賀ホールで発表演奏会( 開場13:30、開演14:00、終演予定16:00)があります。
入場無料です。
お近くの方はぜひ軽井沢の大賀ホールに行きましょう。
あの高い水準の演奏が無料なのです。
こんな素晴らしいことはありません。
悲しいことに私は明日も仕事で行けません。