ニュースウオッチ9(NHK9:00~10:00)で、中小企業金融円滑化法のことを報道していた。
来年の3月で終わるそうだ。
今、そのせいで中小企業の倒産が相次いでいるらしい。
中小企業の経営者の方たちは大変だろうな。
多くはわたしと同世代か50代の人たちだと思う。
わたしの友人に2人会社を経営している者がいる。
わたしは会社を起こすという才覚がなかったからそういう苦労は知らない。
しかし、20代からずーっと中小企業で、いや零細企業で仕事をしてきたわたしは、
就職した会社が傾き、転職した会社が消滅してきた。
この歳まで15回以上は転職をしてきた。
そのことを女房と話すと、
「私の知ってる人で2回3回転職した人はいるけど、15回以上という人はいないわね」という。
わたしだってそういう人は知らない。
何枚履歴書を書いただろう。
何回面接をしてきただろう。
われながら呆れてしまいます。
そのせいで、長く会社に勤めた人にある退職金がわたしにはありません。
なのでわたしの老後は大変です。
家も持っていません。
わたしたち夫婦は共働きをしてきて、ほとんどの収入は双子の息子たちの教育費に消えました。
あいつらは大学を出て、そこそこの会社に勤め、20代でマイホームも買い、子どもも生まれた。
そのことにわたしは満足しています。
息子たちには、わたしのように転職を繰り返してほしくない。
さあ、わたしのこれからはどうなるだろう?
来年になったら九想話に、わたしの転職してきたことを書こうかなと考えています。
これまで断片的に書いてきた転職話はありますが、60歳になったのでまとめてみようかなと思っています。