昨夜は、池袋で旗坊さんと飲みました。
彼と11月に会ったときには喫茶店でコーヒーを飲んで話した。
彼も私も身体のことでアルコールを控えていた。
そのときに、年末には酒を飲める身体にして忘年会をしようと約束していた。
昨夜はなんとか2人ともアルコールが飲める身体になっていた。
場所は、いつもの清龍です。
私が20代のころは汚い店だったが、現在は小ぎれいな居酒屋になりました。
お互いに最近の仕事のこと、生活のことを話す。
そして俳句・文学・人間のことなどを語った。
旗坊さんには、11月に会ったときに私の書いた小説を渡していた。
その感想を聞きました。
「何を書きたかったのか、読者に何を伝えたいのか、それが弱いと思う」
というようなことをいわれた。
その通りだと思う。
私はまだまだ勉強しなおさなければならない。
彼は、俳句を1日10句作っている。
朝日俳壇にとられている。
私は最近俳句をサボっている。
「1日1枚書いて1年で365枚。それを投稿するってのは…」彼がいう。
私も書かなければならない、と考える。
「有名な作家になって『徹子の部屋』に呼んでもらうんだ」旗坊さんがいう。
「早くしないと『徹子の部屋』が『徹子の墓』になっちゃうよ」と私。
「嫉妬激励」という造語に2人で笑った。
楽しい忘年会になりました。
8時過ぎ、お開きにした。
外に出るとものすごい人の数です。
池袋の夜はいつもと変わらない。
捨てきれぬ夢懐に年の暮 九想