私は、昨日から職場に泊まっている。
雪のために帰れないのです。
夕方、雪がやんで、私は自分の車がどうなったか駐車場に見に行って驚いた。
このようになっていました。
雪に埋もれて古墳のようでした。
これじゃどうしようもない、と思った。
まず車まで近づけないのです。
しかし、このまま明日になったら “雪漬け”の車になってしまう。
凍ってしまったら、雪をどけることが難しいな、と考えた。
しかたないので雪を下ろそうと試みた。
しかし、なみたいていな雪の量ではなかった。
これまでの私の人生で、こんな雪を相手にしたことがなかった。
雪を雪かき用のシャベルでどかしたがなかなか車が現れなかった。
そうとう雪をどかして、削って、このようになった。
あまりの肉体の疲労に、このぐらいでやめてしまおうか、とめげた。
しかし、愛する fit くんがこれではあまりも可哀想だった。
やはり車のまわりの雪はどけたほうがいいと判断した。
しかし、運転席のほうの雪をどかしただけで私の肉体は疲労困憊になってしまった。
軍手をはめた手は凍えてしまって痛かった。
でも、なんとか助手席のほうの雪もどかさないとまずいのではないかと思った。
車の天井の上の雪をどかしただけで、車の横の雪をどかしたところが雪で埋まってしまった。
徒労感を味わった。
なんとか意地になって車のまわりの雪はどけた。
手の指は痛かったが、身体はほてっていた。
しかし、このままでは車は駐車場から出られないだろう。
明日も職場に泊まることが濃厚です。
予定では、今夜は「うたごえパンカーラ」だったのに。
人生とは、一寸先は“雪”ですね。