昨日はなんとしてもクリニックで、血糖値の診察を受けようと心に決めて家を出た。
家を8時40分に出て9時過ぎにクリニックに着いた。
病院の前まで行くと今日もクリニック前の駐車場は空きがなかった。
車で5分ほど行くと市の施設があり、広い駐車場にはほとんど車がなかったので、
いけないかな、と思いながらそこに車を停めて病院に行った。
玄関ドアの前には11人並んでいた。
病院の玄関は9時15分に開けられ看護師が「おはようございます」と迎えてくれた。
私は最後に受け付けがすみ、12番の札をもらった。
受付の看護師に「駐車場がいっぱいなんですけど、ほかにありますか?」と訊くと、
「こちらにあります」といって、パソコンで作った簡単な地図を見せられた。
私は、急いで自分の車のところに行き、運転してその駐車場に入れた。
それで私は心が落ち着いた。
しかし、それからが大変だった。
採尿と採血は11時前にしたが、待たされた。
私は12番目だから1時間も待てば診察されるかな?と思っていた。
ところが診察されたのは12時過ぎでした。
9時半診察開始だから、私は2時間半待ったことになる。
待っている間私は、こんどから違う病院に行こうかな?とぐじぐじと悩んだ。
いつもいつもこんなに待たされるのではたまらない。
しかし、医師の診察を受けたらそんな考えは吹っ飛んだ。
「**さん、がんばってますね。こんなにいい数値ですよ。(略)
これを続けて行きましょう。大丈夫ですよ」
この先生は、患者の心をつかむ言葉がうまい。
これまで病院で、医師からの言葉でこんなに心癒やされることはなかった。
そのときに、今日どうしても訊かなくてはいけないことを、私は言葉にした。
「65歳になった私に町から、肺炎球菌ワクチン予防接種の手紙が来たのですが、
今の私はうっても大丈夫でしょうか?」
高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種予診票が、昨年の4月に町役場から送られてきた。
私はそれほど真剣に考えないでいたので、いつしか忘れてしまった。
ここのところテレビで坂東玉三郎がCMをしているので、私は町からの手紙を思い出した。
医師は、肺炎球菌のことを説明してくれた。
アメリカで多くの人がこの病気になって亡くなったそうだ。
「ぜひ接種して下さい」という。
私は、町からの手紙に同封されていた「ワクチン実施医療機関一覧表」に、
この病院の名前がないことをいってみた。
先日、町の保健センターに電話で訊いたら、このクリニックではだめだといわれた。
私としては、いつも診察を受けている病院でワクチン接種をしたいと考えていた。
医師は、町の保健センターに電話して訊いてくれた。
結果、ワクチン接種を出来ることになった。
私は、救われた気持ちになった。
なんでわざわざ肺炎球菌ワクチン予防接種のために、
行ったことのない病院に行かなくてはならないんだ、と悩んでいた。
そんなわけで今日は、血糖値の診察と高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種が出来た。
長い時間待つことになったが、よかった。
しかしこのワクチン接種は痛い。
昨日の夕方あたりから右腕が痛くて上がらない。
今日も、右腕が使えず不便だった。
注射でこれだけの痛みは何十年ぶりです。