昨夜放送された「失われた時をこえて ~“認知症家族”の3年~」(NHK総合 10時~)
を録画したものを今夜観た。
吉田晋悟さんが77歳のときにコロナ禍になり、
施設にいる妻の多美子さんとあまり会えなくなった。
2人が出会ったのは今から約60年前。
大学を中退して人生に迷い、生きる意味を見いだせずにいた吉田さんは、
キリスト教の教会を訪れた。
そのとき、玄関で迎えてくれたのが多美子さん。
物事にまっすぐに向き合う姿に、次第にひかれていきました。
2度のプロポーズを経て結婚。
3人の子どもにも恵まれ、牧師と伝道師として、公私ともに互いに支えあってきました。
多美子さんが63歳のとき、アルツハイマー型の認知症と診断された。
そして高齢者施設に入った。
認知症の症状が徐々に進行する妻との時間を大切にしたいと、毎日、
施設に通っていたが、コロナで日常は一変、感染のリスクを減らすため、
会うことは厳しく制限され、窓越しの面会を余儀なくされた。
今年になって、150日ぶりに会ったときのシーンが哀しかった。
もう多美子さんの認知症が進んで吉田さんのことが分からなくなっていた。
80歳になった吉田さんが妻とのことをFacebookに書くと、
読んでくれる人が沢山コメントを書いてくれたそうです。
私の母は82・3歳で認知症になり特養老人ホームに入った。
85歳から私のことが分からなくなり、90歳で他界した。
私のきょうだいの次女とは12歳離れています。
その姉が2020年6月に亡くなった。
その何年か前に認知症になり、特養老人ホームに入所した。
最後に会ったときは、姉は私のことが分からなかった。
長女は現在ある施設にいます。
3年前に足を骨折して病院に入った。
そしてコロナ禍になり姉は、息子とも会えなくなった。
私の兄が昨年の11月に会いに行ったら、すっかり認知症になっていたという。
私だっていつ認知症になってもおかしくない。
妻もそうです。
健康で認知症にならずに長生きしたいです。
明日私は3年ぶりぐらいに茨城の実家に行きます。
7月に膀胱がんの手術をすることもあり、墓参りに行ってこようと思う。
明日から仕事が3日続けて休みがとれた。
生まれたところに3年も行ってなくて行く、というのは初めてです。
ふるさとがどのようになっているか、へんな気持ちです。