10年ぶりの優勝

2007年08月23日 | 健康・病気

私がお世話になっているASAHIネットの
「わいわい雑俳塾」7月の句会で優勝した。
おそらく私の記憶では、優勝したのは10年ぶりだと思う。
15日にその発表を見て私はわが目を疑った。
前回優勝したのは97年の5月だった。
おそらくそれ以来の出来事です。

7月末日の締め切りに投句するとき、
こんな句では今回も下のほうだろうな、と落ち込んでいた。
6月の句会では10人中10位の最下位だった。
最下位というのは初めてで、このときはさすがに落ち込みました。

7月の兼題は「夕焼」「髪洗ふ」<「商い」しばり>だった。
それで投句した私の句は。
  夕焼の中に野良着の母がいる     
  ついさっきさよならつげて髪洗う  
  駄菓子屋の心太には箸一本
         トコロテン
これでは今回もあまり選句されないだろうな、と情けなくなった。
しかし、これしか作れないのだからしかたないと居直り
一応参加だけはしておこう、という気持ちで投句した。
それが17点という得点で優勝した。

ルールは、各兼題の句の中から1人が3句を選句するというもので、
「夕焼けの中に」が7票
「ついさっき」が3票
「駄菓子屋の」が7票の合計17票だった。
1句目は私が子どものころの母の姿を詠んだだけ、
2句目はとってつけたようなつくりすぎの句だ。

<「商い」しばり>では最初こんな句が浮かんだ。 
 与太郎は空を見上げてかぼちゃ売る
これは落語の「かぼちゃ屋」という噺を句にした。
しかし、歳時記で調べると「かぼちゃ」は秋の季語だった。
それで諦めて心太の句をひねった。

私が子どものとき、近所の駄菓子屋で心太を食べたのですが、
なぜか箸は1本しか出てこなかった(茨城だけかな?)。
それでその丸箸1本で心太を引っかけて食べるのです。

へぼな俳句ですが、優勝は素直にうれしいです。
また次も10年後にならないように俳句を勉強します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏の夜の夢

2007年08月22日 | 健康・病気
沢木耕太郎~真夏の夜の夢(TBSラジオ 8/20 1:00~4:00)をたまたま聴いた。
何時ごろからだったのだろう。
日曜日の深夜、九想話を更新して寝るときラジオのスイッチを入れると
TBSラジオが聴こえてきた。私の場合、深夜はNHKのときが多い。
そしてじゃべっていた声は、井上陽水だった。
沢木耕太郎と陽水が対談をしていたのだ。

2人がある日どこかで飲んでいてうたおうかということになった。
カラオケのあるバーかスナックに行った。
沢木がタイガースの「花の首飾り」をうたって、といい、
陽水がうたうとカラオケのキーがちょうどよかった。
気持ちよくうたえた。
それでその曲を「UNITED COVER」というCDに入れたそうだ。
店の人が「こちらの人歌がうまいですね」といった。
陽水と気がつかなかったらしい。
2人の会話を聴いて分かったことだが、
陽水はプライベートではサングラスをしていないらしい。
サングラスをしていないと陽水と分からないようだ。
そのとき店の客たちは陽水の歌をただで2、3曲聴いたという。
そんなところにいあわせたかったな。

いろんな話をしていたが、あと興味深く聴いたのは
吉行淳之介と色川武大の話だった。
あの2人は何をどうのこうのといわないのだが存在感があった、
と沢木と陽水が語っていた。
吉行は話していてそうだったが、
色川は眠っていて存在感があったとか。
おれも吉行、色川とは一緒の空気を吸いたかった。

次に、瀬戸内寂聴と沢木が話していた。
瀬戸内は、
「書くこと以外に興味はない。書くことだけが自分のすることだ。
 書くために出家した」といっていた。
ああ…、おれは出家はできないがそのようになりたいと思った。

そのうち、おれはいつしか眠ってしまった。
番組の最初から最後まで聴きたかった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快挙

2007年08月21日 | 健康・病気

昨日、仕事を終えて帰るとき携帯電話を見ると、
女房からメールが入っていた。

> ギターの内藤さんが、フラメンコ新人公演ギター部門
> 奨励賞とったの。すごいことなの。歴代の受賞者は今の
> フラメンコの中心の人たちだもん。

それを読んだとき私としては「へぇーそうか」だった。
私は日本のフラメンコ“業界”のことをあまり知らない。
内藤さんは、女房が1月まで行っていたフラメンコ教室で、
練習や発表会でギターを弾いていた。
以前は塗装工をしながらフラメンコギターを習っていた。
2年ほど前に仕事を辞めギターだけで暮らしているらしい。
生活は苦しいようだ。
昨年12月に亡くなったカンテの大木ユリ(女房の以前の先生)
が目にかけていた。
「先生が生きていたら喜んだろうね」と女房がしみじみいう。

女房が彼を知った5年ほど前は、
フラメンコの伴奏もあまりできなかったらしい。
フラメンコというよりもパコ・デ・ルシアのギターに憧れたという。
「そんな内藤さんが、文学でいうと芥川賞をとったようなものなのよ。
 すごい努力したんでしょうね」
と女房は鼻の息を荒くして、私をさげすみながらいう。
私は何もいえないで黙って聞いていました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの頃のフォーク

2007年08月20日 | 健康・病気
私は日曜日の朝にやる「あの頃のフォークが聴きたい」(NHKラジオ)
(6:15から10分ほど)という番組を楽しみにしている。
なぎら健壱がフォークのことを語るんです。

昨日は「古井戸」とあるフォーク歌手のことを話した。
「古井戸」というバンド名は、
「ピンク・フロイド」からとったなんて知らなかった。
もう1人のフォーク歌手、名前は忘れたが、
「およげたい焼きくん」はこの人が
子門真人より前にうたっていたそうです。

なにしろ、なぎら健壱はフォーク界のことにくわしい。
当たり前ですね。その中にいたんだから。
これまでいろんなフォーク歌手のことを語っていた。

しかし、日曜日の朝6時15分というのはきつい。
なかなか聴けない。
いつの日かまとめて再放送をして下さい、NHK様。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

24時間テレビ

2007年08月19日 | 健康・病気
私はこの番組をこれまではあまり観なかった。
どうもこういうのは苦手なんです。
なんか“偽善”ぽくて。
ですから6年間の九想話でこれを取り上げることはなかった。
福祉施設に勤めているということもあったのかな。

今年はけっこう観ました。
いや、リビングのテレビで女房がずーっと観ていたからかな。
女房だってこれまで今年ほど観ていない。
24時間マラソンランナーが欽ちゃんということがありますかね。

難病や障害者、ガンなど不治の病で
亡くなった人のエピソードはつらいです。
そのときどきで涙を流して観ている私でした。

なんだかんだいっても人の善意というものは素晴らしい。
“偽善”が大ッ嫌いな私ですが、
あれぐらい許してやろう、という気持ちで観ていた。
私にだって“偽善”くさいものは少々ある。

作業所の通所者でHくんという青年がいた。
彼は毎年、24時間テレビの会場に行くことが自慢だった。
Hくんは、右手の指が少なく、脚が極端にO脚で普通に歩けない。
お母さんも知的障害者だった。

彼は、24時間テレビの終わった月曜日に、
必ず私に24時間テレビの会場に行ってきたことを話した。
いつもは世の中の人からへんな視線で見られている彼も、
その会場に行けば誰もが声をかけてくれてやさしく接してくれる。
彼はその会場では“主役”でいられたのだ。

Hくんは、野球が好きでいつも元気な25、6歳の青年だ。
でも、すぐ落ち込む脆弱な性格の持ち主だった。
落ち込むと何ヶ月でも作業所を休んだ。
今はちゃんと登所しているのだろうか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

44歳の力投

2007年08月18日 | 健康・病気
横浜の工藤が6回を3安打無失点で5勝目をあげ、
横浜の連敗を4で止めた。
こういう試合は観たかったな。

3位の阪神ファンの私としては、
4位の横浜を応援してはまずいのだろうが、
今日は1位の中日をやっつけてくれた。
お礼をいわなければならない。

そういうことは抜きにして工藤が好きだ。
いい成績を残してもらいたい。

阪神も能見が初完封、首位に1.5差と迫っている。

おれは落ち込んでなんかいられない。
ガンバラナイトナ。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すみません

2007年08月17日 | 健康・病気
今日は書けない。
書きたいことはありますが、気分がのりません。
寝ます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五山送り火

2007年08月16日 | 健康・病気
NHKスペシャル「京都・五山送り火」(19:30~20:45 NHK総合 )を観た。
仕事から帰ってきて食事をするとき、ちょうどテレビでやっていた。

大文字焼きというのは知っていたが、
「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」という文字や絵のことは知らなかった。
> 「大」は人形(ひとがた)で心身の健康を祈る火。
> 次の「妙法」はお経の題目。
> ついで精霊舟の「船形」と「左大文字」、
> 最後に「鳥居形」と5つの火を見送ると、
> お盆に帰っていた先祖の精霊をあの世へ送ることになるという。
と、NHKのサイトに書いてあった。

それぞれの火をつける人たちにもドラマがあり、
それを眺める人々にも暮らしがある。
しかし最近は京都にもビルが増え、
五山すべてを見ることができる場所がほとんどなくなったらしい。

いつか私も五山送り火を見てみたい。


コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑いィ~

2007年08月16日 | 健康・病気
熱中症、全国で死亡11人 都内だけで61人が病院に(共同通信) - goo ニュース

昨日も暑かったが、今日はもっと暑かった。
昨日は家でエアコンの部屋で転がっていられた。
今日は、仕事だった。

灼けたトタン屋根は、おれに恨みでもあるのか、
もわ~とした熱気を下降させる。
休み中に現場から帰ってきたクランプ類は
太陽の恵みを受け、ほどよく、ジャナイ!!
メチャクチャに焼けただれていて触ると火箸のように熱かった。
おれのTシャツは汗を含み生地の厚さが2倍にふくれ上がっていた。

この環境でおれは、ゼッタイ熱中症で死ぬと確信した。
ああ…、おれの寿命は55歳の夏で終わってしまう、と泣いた。
と思いながら、必死で休憩室の冷蔵庫に入れてあるウーロン茶を
何度も飲んだ。正直、まだ生きていたい。
♪ わたしのお墓の前で~
なんてうたいたくない。

まだ生きてます。
シャワーを浴びる前にいつも体重を量るのですが、
昨日は夏休み太りで71.2キロだった。
なんと今日は68.6キロ、2.6キロ痩せていた。
喜んでいいのか悲しむべきか…。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の、これから

2007年08月15日 | 健康・病気
「考えてみませんか?憲法9条」(NHK総合)を観た。
なんだかんだテレビの中でやってましたね。
私は、基本的に憲法9条を守る立場です。

先日、永六輔がラジオである句を紹介していた。
これは俳句ではなくて、川柳かな? といいながら。

  八月や六日九日十五日  (詠み人知らず)

いい句ですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする