徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

DVD - Kirschblueten - Hanami 

2010-02-15 02:44:08 | DVD・本
ドイツ人の友達の家に遊びに行ったとき、DVDを観よう、という話になり、Kirschblüten – Hanamiを観た。ドイツ映画のドイツ版DVDだったせいか、

英語字幕がなかった

『え、ドイツ語で観るの?』と、一瞬ひるんだけれど、友達が、『いい映画だし、分からない所があれば、DVD止めて説明してあげるよ』と言ってくれたので、観ることにした。

前半はドイツが舞台でドイツ語ばかりだったけれど、後半は日本が舞台で英語がメインだったので、大体ついて行けたように思う。

切ないストーリーだった。奥さんを亡くした男性の、奥さんを思う気持ちがものすごくよく伝わってきた。こんなに誰かを愛し、誰かに愛されることは、とても幸せなことなんだな、と思う。

日本が舞台の場面で、やっぱり風俗の場面が出てきた。外国から見た日本のイメージって、こういうのも含むのかしら。

絵としては、ノイシュバンシュタイン城、富士山、桜、などなど、日本人が好きそうなものが出てきてちょっと嬉しかった。富士山なんて、もう、何年も見ていないから。

もう少し、ドイツ語が分かるようになったら、また観ようかな。

日本語字幕(DVD)

2010-01-05 03:42:45 | DVD・本
私はドイツでDVDを買うので、DVDを見るときは英語音声+英語字幕で何度も見る。

先日、日本の友達が送ってくれた荷物が届き、その中に私がドイツで買ったDVDと同じ映画の日本版DVDがあった。早速

英語音声+日本語字幕

で観てみた。

満足度が全く違う

ことに驚いた。このシーンはここの伏線だったのか、とか、この人、このシーンにも出ていたのか、など、やっぱり字幕を読むことに一生懸命になっていて、映像を観ていなかったんだな、と改めて思った。

コメンタリーもドイツ版と同じものが収録されていたので、そちらも観てみたら、

コメンタリーも面白い!

ドイツ版(英語字幕)で観た時は、そんなに面白い、とは思わなかったけれど、それはただ単に、

話している内容について行けていなかっただけ

のようだ。予想よりもはるかに理解できていなかった。他の映画も同じくらい理解できていないんだろうな、と思うと、ちょっとがっかり。

本当にいつか、映画を字幕なしで楽しめる日は私に来るのだろうか…


DVD-プラテネス1

2009-12-15 02:05:47 | DVD・本
日本語を勉強している

21歳のドイツ人の男の子

が日本のアニメのDVDを貸してくれた。宇宙の話で、普段、食わず嫌いな私だけれど、さすがに、『これは観ないかも・・・』と一瞬思ったけれど、せっかくだし、と思い直し、やっぱり借りてみた。

絵のタッチはたまに古そうなところがあったけれど、テーマは『宇宙のごみ』という、新しそうなテーマで、一体いつのアニメなんだろう、と思いながら鑑賞した。多少、このシーンは助長だなぁ、と思うところがあったけれど、意外に続きが気になり、貸してくれたドイツ人に、

2とか、3とか持っていないの?

と聞いてしまった。幸い、彼は持っているそうなので、その内貸してもらえるのが楽しみになった。

ストーリー自体は、

恋愛+仕事のサクセスストーリ

と予想してみた。


映画-This is it

2009-12-14 02:00:49 | DVD・本
This is itを映画館に再び見に行った。日本では上映延長が決まった、とニュースになっていたけれど、ドイツでは延長されるのかどうか分からなかったので、当初の上映予定の最終日近くに同じ映画館に行った。

前回、あまりの人の少なさに驚いたので、今回は、映画の日(4.5ユーロ)に加え、夜(20時半~)の上映に行ってみた。映画館に向かう途中、ちらほらと、映画館に向かっているであろう人々を見つけ、『お、今回は結構人が入っているかも』とわくわくしながら向かった。

チケットを購入し、シアターに入ってみたら、

やっぱり閑散としている

それでは、と思い、同じ時刻に上映される別のシアターを覗きに行ったら、

こちらも閑散としている

こんなものなのかなぁ・・・
結局This is itの観客数は

50人程度

だったと思う。
驚いたのは、映画が始まる前、スタッフが

アイスクリームやドリンクを売りに来た

こと(前回はなかった)。そして、買っている人もいた。

映画自体は、2回目なので、見所も分かっていたので、思った以上に楽しめた。やっぱりマイケルは格好良かったな、と思う。あのダンスをもう観られないのかと思うと残念でならない。

前回、英語がよく聞き取れなかったところがあったから、今回はがんばって聞こうとしたけれど、やっぱりよく聞き取れなかった。悔しい。

DVDが発売されたら、値段と相談だけれど、多分買っちゃうだろうな・・・


映画-This is it

2009-11-08 02:15:21 | DVD・本
世界同時公開という、マイケルジャクソンの『This is it』を見てきた。映画の日に見に行ったので、4.5ユーロと、前売りで座席指定のため、+0.5ユーロで合計5ユーロ。

平日昼間の上映だったせいか、

200人くらい収容できる映画館に、観客は15人くらい

という、すき具合だった。座席指定は意味がなかった。日本では上映延長が決まったというのに。

映画では、マイケルがロンドン公演に向けて念入りにリハーサルしていた。『妥協はしない』というマイケルの姿勢が伝わってきた。本当に急逝だったんだなぁ、と改めて思った。

50代のマイケルは、以前よりも運動量は少なくなっていたものの、ダンスは相変わらず切れがあり、恰好よかった。若いバックダンサーたちにも全然負けていなかった。

さて。日本人、ドイツ人数人の20代の人に『マイケルの映画を見に行ったんだ』と言っても、とても反応が薄かった。中には、『人気があったのは知っていたけれど、なんであんなに人気があったのか分からない』という人もいて、世代の違いを感じた。

私は特別、マイケルファンというわけではないけれど、もう1回くらい映画館に行こうかな、と思っている。そして、DVDが発売されたらたぶん、買ってしまうと思う。


字幕か吹き替えか(DVD)

2009-09-10 02:21:15 | DVD・本
最近、洋画や海外ドラマを吹き替えで楽しむ人が思っていたより多いことに気がついた。私は、英語がよくわかっていなかった中学生のころから字幕派。ディズニーアニメのビデオも、字幕のものを買っていた。

現在。
ドイツで買うDVDには日本語吹き替えも日本語字幕もないので、もっぱら、

英語音声+英語字幕

で見ている。耳だけでは英語を捉えられないので、視覚に頼り、結局

字幕を読むので精いっぱい

になり、映画を楽しむどころではなくなっている。繰り返し見て、たまにDVDを止めて英語をチェックして、やっと理解できる、という感じ。ポジティブに考えれば、1枚で何度も楽しめる。

ドイツで買ったDVDのほかに、帰国した日本人の人が置いていってくれたアメリカのドラマのDVDがある。今までは、英語の勉強も兼ねて日本語字幕で見ていたけれど、『吹き替えのほうがストーリーを理解しやすい』と聞き、試してみた。

印象が全然違う

今まで、『吹き替え字幕』ではなく、普通の字幕で見ていたため、部下が上司に向かってため口で話をしていたけれど、吹き替えでは、丁寧語になっていたし、

全員、声が高い

最初から吹き替えで見ていれば気にならなかっただろうけれど、とても違和感があり、またすぐに字幕に戻した。

声の高低については、英語を話すときは1トーン下げて話すといい、と言われたことがあるので、これは言語の違い、ということで仕方がないのかな。

本-若きウェルテルの悩み

2009-06-18 02:14:31 | DVD・本
ライプチッヒに旅行に行ったとき、ゲーテに関するものがいくつもあり、影響されやすい私は案の定、影響され、

若きウェルテルの悩み

を手に入れた。

知識として、
ゲーテ:ファウスト、若きウェルテルの悩み
はあったけれど、読んだことはなかった。

ウェルテルのロッテに対する恋心が書簡形式で書かれている。たいていはヴィルヘルム宛の手紙だったけれど、たまに別の人宛のものもあり、一度で理解するのは難しかった。

名作に対してこういう俗的な感想はどうかと自分でも思うけれど、

ちょっとストーカーチックじゃない?

ロッテは婚約者がいて、その婚約者と結婚するけれど、ウェルテルの妄想は止まらない、と言った感じ。

ゲーテは自分の体験をウェルテルに重ねて書いたようで、ウェルテルの誕生日(『今日は誕生日』と手紙に書いてある)がゲーテ自身の誕生日だったり、ウェルテルもゲーテもロッテから飾り紐をもらったりしている。

『もし生涯に「ウェルテル」が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ』
とゲーテは語ったようだけれど、残念ながら私には今のところ、そういう時期はないし、

これからも来るとは思えない…


私が読んだ『若きウェルテルの悩み』は竹山道夫訳。初版が1951年、1978年に改版されたものだけあって、

若干日本語が難しく、国語辞典も使用

した。


DVD-夏の香り

2009-05-17 02:24:12 | DVD・本
韓流大好きな友達が韓国ドラマ『夏の香り』を送ってくれた。私自身は韓国ドラマは『私の名前はキム・サムスン』に続いて2作目。『私の名前はキム・サムスン』はとても面白かったので、このドラマも期待して見た。

監督:ユン・ソクホ
出演:ソン・スンホン、ソン・イェジン、アン・ジョンフン、チョ・ウンスク 他

ストーリーの感想は、

どこまでもプラトニック

だね~。あと、『なんでそれがだめなの?』というポイントが多かったなぁ。
ヒロインは男性に頼りすぎだし、中盤~後半泣いてばかりじゃん(泣けば済むと思っているの?)、などと思いながら見た。ストーリーの最後は『え?ここでおしまいなの?』という感じで、私的にイマイチ消化不良だった。

いくつかの疑問はDVDを送ってくれた友達にぶつけてみた。

韓国ドラマはね、夜中にぼーっとしながら見ないとだめよ。考えながら見たらだめ

と言われた。そうなんだ…
1回目見た時は入り込んでしまい、泣きました、私。さすがに2回目以降は泣けないけれど(なんだかんだ言いながらも数回見ている)。

ストーリー展開はともかくとして、映像、音楽はとてもよかった。特に音楽は耳に残っている。
映像は自然や花、影などとてもきれいに撮影されているのだけれど、時々スタッフやマイクと思われるものが映っていることがあるのが残念。確認していないのだろうか。

前に見た『私の名前はキム・サムスン』でも思ったけれど、

韓国語と日本語、似ている単語がある

韓国語を勉強している人が多いようだけれど、何となく分かる気がする。韓国ドラマは日本でも結構見られるし、似ている単語もあるし。ドラマを見ていて単語1つだけでも聞き取れたら楽しそう。


DVD-UDON

2009-05-12 18:58:28 | DVD・本
公開:2006年
監督:本広克行
出演:ユースケ・サンタマリア 小西真奈美 トータス松本 他

『うどんがとてもおいしそうで、思わず食べたくなっちゃうよ』とDVDを貸してもらったけれど、タンポポのラーメンのほうがそそられた。

UDONは讃岐うどんブームをタウン誌のコラムから起こし、そのブームが衰退するまでを描いたもの。実話が元になっているらしく、泣けるエピソードもあった。

コメディなのか、シリアスなのか、よく分からなくなる部分もあったけれど、ストーリーとしてはまぁまぁだと思う。

私はこのDVD、1回普通に見て、もう1回はコメンタリー音声で見た。

コメンタリー、ものすごくおもしろかった

もう1回このDVDを見る機会があったら、絶対コメンタリーで見る。

さらに、貸してもらったDVDは2枚組で、1枚はメイキングや完成後の試写会でのあいさつが収録されていた。

試写会でのあいさつがこれまた面白かった

特にユースケさんと、映画で鈴木京香さんの旦那さん役を演じた小日向文世さんが。

この映画、讃岐うどんがテーマなので、香川県出身の俳優が少しずつでていて面白かった。『カメオ出演』というらしい。

Dragon of doom-ルパン三世シリーズ

2009-04-26 15:43:12 | DVD・本
ドイツでもルパン三世作品が売られている。私が知っているのはTVスペシャル5作品+カリオストロの城。どれも大体20ユーロ前後する。

私は昔からルパン三世が大好きで、若いころはルパン三世が理想の男性だったし、金曜ロードショウでルパン三世が放送されると、その日は遊ぶ約束をせずに帰宅し、ルパン三世を見た。

ドイツでルパン三世シリーズを見つけた時、どれを買おうか迷った。全部ほしいけれど、全部見たことあるし、全部買う金銭的余裕はない。

というわけで、1ヶ月くらい迷った末、買ったのは、五ェ門が活躍する

Dragon of doom (燃えよ斬鉄剣)

山田康雄さんがルパン三世を演じた最後の作品。

五ェ門がルパン三世と対立したり、いつもクールな五ェ門がちょっと熱くなったり、不二子がいつもよりさらに色っぽかったりする作品。最後は少し切なかった。

このDVD、音声も字幕もドイツ語あり、せっかくなので、ドイツ語でも見てみた。

意外に意訳されている

ところが多かったし、微妙に違っている(ストーリーには影響なし)ところもあった。

ドイツでルパン三世がどのくらい人気があるのか知らないけれど、5作品もDVD化ってすごいな、と思う。カリオストロの城はスタジオジブリ作品なので、別枠(スタジオジブリ作品はドイツでも人気がある)。