徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

家具を買う

2011-06-17 00:37:58 | 2人暮らし
引っ越しをする前にベッドとクローゼットを買うことにした。いくつか家具屋を見て回ったけれど、

意外にソクチくんにこだわり

があったため、大変だった。例えば、

素材は木

とか。彼はデザインはそれほど気にならないみたいだけれど、素材にはとことんこだわり、結局、大型家具屋で購入することにした。そのお店では、例えばクローゼットだったら、大きさを2,3種類から選んで、素材やドアのデザイン、中の棚などの配置は限られた範囲だけれど、カスタマイズできる。ベッドもそんな感じでカスタマイズでき、なかなか良かったと思う。
が、

お値段もなかなか

でも、このお店は頻繁に割引をしていて、私たちは運よく

正規料金の3分の2

で購入できることになった。
ちなみに、割引前の金額は、私が勝手に思っていた『全家具(ソファやテーブルなど)購入金額』に到達した。思わずソクチくんに、『私が日本に帰る時は、

私が支払った金額の半額でソクチくんが買い取るか、家具を売ってお金を2人で山分け

ね』と言ってしまった。

購入した時、お店のスタッフに

納入までに6~8週間かかります

と言われた。そのお店では、お店のトラックを貸し出し、お客自ら商品を運搬、組み立てを推奨している。
7週間目に『納入されました』と連絡があり、そこから直近の週末にトラックの予約をしたら、ちょうど8週間目となった。

トラックは3時間借りられ、お店からアパートに行き、商品を下ろし、ソクチくんの実家から借りていたマットレスをトラックに乗せ、ソクチくんの実家経由でお店に戻ったら

ぴったり3時間

だった。すばらしい。

クローゼットは高さ2メートル、幅2メートル30センチくらい、と大きく、思ったより複雑だったので、組み立てに5時間ほどかかった。ベッドもそのくらいかかるかな、と思ったけれど、

1時間ほど

で完成した。
やっぱりベッドとクローゼットがあるとそこそこ快適に過ごせる。

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食器洗い乾燥機

2011-05-17 02:11:34 | 2人暮らし
多くのドイツのフラットは、キッチンは自分で設置(シンクを含む)することになっているけれど、今のフラットは、キッチンがついている。その中に比較的新しい

食洗機

もあった。私は食洗機のある生活をしたことがなく、どう使っていいのかさっぱり分からなかったので、『まぁ、使わなくても手洗いすればいいかな』と思っていたが、ソクチくんの実家には30年物の食洗機があり、食洗機とともに育った彼に『食洗機を使おうよ』と当然のように言われた。

思ったほど細かいルールはなく、食洗機に入れられるものを入れ、洗剤も入れてスイッチを押すだけで数時間後にはきれいになる(タイマーもある)。

意外に便利

なことを実感。

食洗機がいっぱいになってから動かすから、ある程度の食器の枚数は必要だし、2人暮らしだから毎日食洗機を動かす必要もなく、数日間貯めてから動かすから、

若干臭う

けれど、食器の入れ替えは楽だし、エコモードで動かすから、水と電気の節約にもなるかな、と思う。

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引越しをする-道の名前編

2011-05-12 00:00:22 | 2人暮らし
ドイツでは、全ての道路に名前が付いていて、郵便物は、郵便番号+街の名前+通りの名前+番地(+宛名)で届く。つまり、建物には名前がないことが多いし、部屋番号もない。
道路の名前は街や村の名前だったり、人の名前だったりすることが多い気がする。

アパートを探していたとき、連絡をくれた人に物件の住所を聞き、どのあたりか調べていた。

道路の名前にテーマがある地域

があることに気が付いた。
例えば、アラジン、シンドバッド通りと言った

メルヘン地区

マンダリン、バナナ、メロン通りと言った

フルーツ地区

パプリカ、サフラン、コリアンダー、ローリエ通りと言った

ハーブ地区

アラジン通り1本が普通の名前の地域にあっても何とも思わないけれど、さすがに同じテーマの通りがかたまってあるとかわいい。


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引越しをする-家電製品購入編

2011-05-05 00:49:36 | 2人暮らし
引越しをするにあたり、私は『最初に

ベッドと洗濯機

を買いたい』と主張し、ソクチくんも『そうだね』と同意した。
その割に、ベッドは3月中に購入したものの、洗濯機を見に行く気配がない。そして、ソクチくんの友達とソクチくんが『

最初の2,3週間は洗濯機なし

でもいいよねー』などと話をしていた。どうやら、毎週末実家に帰るから、そのときに洗濯をすればいい、ということらしい。

(いろんな意味で)冗談じゃない、と思い、ソクチくんと話し合った結果、半ば強引に6kgの洗濯機を無事購入。洗濯機の大きさについても、ソクチくんは『実家で使っているのが5kgだから5kgで十分』といい、私は『毎日洗濯できるわけじゃないし、私は6kg(前のアパートは6kg)を使っても週に1回じゃ洗濯が終わらない』ともめた。

洗濯機を購入したら、次は電子レンジ。ソクチくんは、『別にすぐにいらないんじゃない?』というスタンス。そりゃ、自分は

朝ご飯:パン+ジャム、蜂蜜、夜ご飯:パン+ハム、ソーセージ

という食生活だったから電子レンジを使う頻度は小さいだろうけど、夜ご飯が残ったら翌朝に食べたい私にとっては電子レンジは必須。

ここでも『いつ電子レンジを買うんだ』ともめたけれど、ソクチくんがある日、

ケーキを作るのにハンドミキサーを買いたいよね

と言い出し、私がぶちきれた。

電子レンジのほうが先じゃ!

ということで、引越しから1ヶ月たった先日、無事に購入。
せっかくなので、シャープにした(Made in Chinaだったけど)。日本のメーカーはパナソニックとシャープがあり、パナソニックはオーブン機能も付いている電子レンジしか置いていなく、大きさ、金額、機能的に、電子レンジ機能のみのシャープにした。
電子レンジ売り場は韓国メーカーが圧倒的に多かった。本当、韓国メーカー、ヨーロッパ市場でがんばっているな、と思う。

こうして書いてみると、ソクチくんが購入の権限を持っているようで、ソクチくんが支払いをするのかな、と思うけれど、実際は

半々

現実は厳しい・・・




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引っ越しをする-契約編

2011-04-29 00:23:58 | 2人暮らし
今回のアパート入居に当たっては、きちんと契約をした。個人で契約をする人たちを手伝う機関のようなものがあるらしく、新しい大家さんはそこから『普通の契約書』をもらってきた。

結構興味深かった。

10月から4月までは室温を20度以上に保つ、とか、5(10)年に1回壁(ドア)を塗るとか、夜9時以降は家の玄関のカギをかける、とか。

私はいつまでドイツに住むか分からないので、契約者としてサインをするつもりはなかったけれど、ソクチくんが『一緒にサインしようよ』というので、サインをしてしまった。

私たちの大家さんは良心的な人で、通常家賃の3か月分の保証金を2カ月分にしてくれたり、『あれしてもいいですか、これしてもいいですか』と聞くとたいていOKを出してくれる。彼らは庭があるけれど、あまり使っていないようで、

使いたければ使っていいよ

と言ってくれる。まだ何も決めていないけれど、おそらくは

食べられるもの

を植えると思う。私はあまりガーデニングは好きではないけれど、ソクチくんが何とかしてくれることを期待している。


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引っ越しをする-退去を伝える編

2011-04-28 02:17:14 | 2人暮らし
ドイツでは通常、アパートを退去する丸3か月前にオーナーに退去することを伝えなくてはいけない。が、私は特に契約をしていなかったし、常々『退去は次の学生を見つけやすい3月か8月か9月にしてね』と言われていたので、同居人(大家さん)にはアパートが見つかってから退去することを伝えることにしていた。

アパートが見つかったのは2月下旬。入居は4月なので、3月いっぱいまでその部屋に住めば、退去まで1ヶ月以上あるし、私にも好都合、と思っていた。

が、大家さんに伝えたら、

3月分の家賃を支払ってもらうけど、15日に出て行ってね

と言われた。あり得ない。全力で抗議するも、『法律に書かれているし、今までの子はみんなそうして言ったわよ』と言われるし、迫力に押されて負けてしまう、と思った私は、ソクチくんと研究室の同僚に相談し、彼女の言うことはもちろん違法であることを知り、ソクチくんに直接彼女と話してもらうことにした。

ある日の夕方、ドイツ人が退去の件で話に来る、と大家さんに伝えたところ、態度が一変し、『15日分までの家賃でいいから、15日に出て行って』と言われた。私は単なる質問として、『じゃあ、4月15日分まで家賃を支払ったら3月いっぱいまで居ていい?』と聞いたら、『いいよ』と答えた。

一晩考えた末、やっぱり住まないのに家賃を支払うのはばかばかしい、と思い、大家さんに『3月15日分まで支払って、3月15日に出て行く』と伝えたら、大家さんは『4月15日分まで家賃を支払って3月いっぱいで出て行く』と思っていたので、カチンと来たようで、『今度の火曜日に次の人の募集をかけるから、いつ見学に来てもいいように部屋を片付けておいてね』と言ってきた。

大家さんも、ドイツで生活するのに同居人が必要なのは私も理解しているので、『わかった。でも、見学する人が来るときは前もって教えて』と言ったら、

私を信用できないの?

と言ってきた。『いや、信用しているけど、私の部屋、鍵がないし』と言ったら、『家族には必要ない』と言われ、さらに、

3月分の家賃いらないから2月いっぱいで出て行け!

と言われた。その日は25日くらい。2月いっぱいで荷物をまとめて出て行くのは物理的に無理でしょう…

その後、落ち着いた大家さんと話をし、結局、

家賃は15日まで、退去は15日、見学者は16日以降にやってくる

ということになった。
とても常識的な決定だと思うけれど、ここにたどり着くまでにとても大変な思いをした。





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引っ越しをする-フラット探し編

2011-04-27 00:05:53 | 2人暮らし
ソクチくんと同居することになり、フラットを探すことになった。最初は、新聞の情報を見てオーナー、または不動産屋に連絡する、ということを考えていたけれど、あまり効率よくないし、

客寄せ物件(しかも実在しないらしい)を載せている不動産屋

があることを知り、私たちは逆に、新聞に広告を出すことにした。2紙に掲載され、6行ほどで60ユーロ位でそれほど高くない。私たちは電話番号とメールアドレスを載せた。

週末に最初の広告が掲載された。どのくらいの反応があるのか、全く見当がつかなかったけれど、メールで5,6件、電話で2,3件あれば上出来ではないか、と思っていた。

が、実際は、

メールは1件のみ、電話は10数件

だった(2紙合計では、メールは1件、電話は40件弱)。私ならメールのやり取りのほうが楽だし、便利、と思うけれど、貸したい人は早く確実に借りる人を見つけたいから電話なのだろうか。

私たちの広告には、私たちの職業、借りたいフラットの大きさ、家賃、場所を記入したけれど、場所に関しては

市外のフラット

を貸したい人からも連絡があった。さすがに市外はないでしょう…

私たちは連絡をいただいたフラットのうち、3件のフラットが私たちにちょうどよさそうだったので、見せてもらいに行ってきた。広告が出たのが土曜日、見学に行ったのは

その週の日曜日と月曜日

という素早さ。

1件目はUバーンの駅からそこそこ近いし、ソクチくんの職場にもUバーンで30分弱だし、私の大学にも同じくらいの時間で行ける。フラット自体はちょっと狭いけれど、全部の部屋に窓があるし、テラスはあるし、何と言っても明るい。私もソクチくんも結構気に行った。

2件目は、1件目のフラットの隣村のフラット。とても広く、ソクチくんはここも気に行ったけれど、難点はUバーンの駅から遠いこと。私の大学へはすぐそばのバス停から1本で行けるから問題ないけれど、ソクチくんはUバーンの駅まで1キロほど歩かないといけない。

3件目は、Sバーンのすぐそばの屋根のすぐ下のフラット。広いけれど、屋根が斜めなので、ソクチくんにはちょっと不便だし、床がカーペットなのがいまいち。

ということで、私たちは1件目の物件に決定した。1件目のオーナーに連絡したのが月曜日の夜。予想外に早く決まってびっくり。

ちなみに、私が外国人ということで、断られるかな、と心配していたけれど、そんなことはなく、特に3件目のオーナーは私たちにぜひ入ってもらいたい、とのことだった。


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