徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

年齢

2008-03-11 05:05:16 | Weblog
2004年にドイツに来たとき、クラスメイトの平均年齢はおそらく26歳くらいだったと思う。あれから3年以上経ち、結婚したり、子供ができたり、ライフステージが大きく変わった人が多い。

私は2004年から着実に3つ年を取り、もうすぐ誕生日を迎えるから、日本を出たときの年齢+4となる。

日本を出たときの年齢+2ならまだ就職も大丈夫

と思っていたけれど、今はかなり心配。就職先、見つかるのだろうか。

私は年齢に対してそういう心配、不安はあるけれど、多分、「人間(女性)として」の不安は少ないほうだと思う。むしろ、逆に、「今のほうが20歳の自分よりも自信がある」とすら思う。確かに、容姿に関しては、衰えているに違いないけれど、内面に関してはかなり満足している。だから、トータルで考えると、「今のほうがいい」と思っている。そして、根拠はないけれど、「今日よりも明日のほうがいい」とも思っている。

同じプログラムにドイツ人の女の子がいた。2004年当時、彼女は24歳で、私は彼女のことをとてもかわいい、と思っていた(今もとてもかわいい)。その彼女が、プログラムが始まってすぐ、

私が一番若い(年下)と思っていたのに

と話していた。私は「へぇ。年齢を気にするんだ」と少しびっくりした。当時、私は、「欧米人は年齢を気にしない」と思っていたから。誕生日パーティをしても、「あぁ、また年取っちゃったよ」と言っていたのが印象的だった。

そして先日、近くに住んでいるクラスメイトが集まったとき、彼女も来た。「当時は24歳だったね」という話から、

もう私、27だよ、終わってるよ…

と言い始めた。誰かが、「まだ若いよ」と言ったら、

24は『とても若い』、26は『そこそこ若い』、でも27は若いとはいえない。あお、ごめんね~~

と言い出した(もちろん、笑いながら)。なので、「心配しなくてもあなたも何年か後には30になるよ」と言ったら、

私はならないの

ときっぱり言い切った。彼女が特別なのかもしれないけれど、やっぱり年齢って気になる人にとっては気になるんだ、と思った。