徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

お別れパーティ

2008-05-05 03:32:59 | Weblog
バイトしていた研究室のアジア人ポスドクが本帰国となった。今後は自分の国の大学で教鞭をとる。

パーティ当日、ふらっと研究室に立ち寄ったら、

あおもパーティ来るんだよね?

と声をかけられた。

パーティするなんて知らなかったよ

と思ったけれど、最後なので行くことにした(手ぶらだったけれど)。場所は研究室の中かな、と思っていたけれど、大学から少し離れた知り合いのフラットだった。

彼女の引っ越し祝い+彼のお別れパーティ

ということだった。研究室の人+彼女のフラットのご近所の人+彼女の友達、と、30人くらいは集まったと思う。

料理の大半は引越しをした彼女が作ってくれたものだったけれど、どれもおいしかった。参加予定者の中にベジタリアンがいたので、ベジタリアンフードが結構あったけれど、それもおいしかった。中には、『これがベジタリアンフードなの?』と思えるような『肉っぽさ』を感じる料理もあった。そして、シリアやトルコ料理を作ってきた人もいて、それもおいしかった。

フラットの借主の彼女、とてもきれい好きなようで、誰かがドリンクをカーペットの上にこぼしたら、

すぐにお掃除道具を取り出して掃除

確かに、早く処理したほうがしみにならないものね。

そのパーティで、本帰国する彼に、『2日後、研究室でお別れ朝食会をするから、あおも時間があったら来て』と声をかけられた。もちろん行ってきた。朝食会はドイツ形式で

パンとチーズとハムとバター、トマトなど

その朝食会で帰国する彼に記念品+アルバムが渡された。記念品の1つは大学のマークの入ったマグカップ。アルバムは彼が研究室で過ごした約7年を振り返ることができるようになっていた。

みんなで見ていたら、

あ、この日、私の就業初日だわ

という声が2件。
写真にはすでにいなくなった人も写っていて、7年間の時間の流れを実感した。

大学は学生は巣立っていく場所だから、どんどん人が入れ替わっていくのは当然だけれど、やっぱりさびしいな、と思った。