徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

カーニバルへ行く

2010-02-16 00:31:42 | Weblog



ドイツ人、日本人たちと近くの町にカーニバルのパレードを見に行ってきた。自分の住む街のパレードは何度か見たことがあるけれど、他の町のパレードは初めて。

その町は小さく、内心、盛り上がるのかしら、と心配していたけれど、去年の人出が4万人を超えた、と聞き、ちょっと期待した。

が、前週から雪が降り続き、当日も雪。最高予想気温がマイナス1度、という、見物にはちょっと不適当な天気だった。実際は、思ったより寒くはなかったけれど、それでもやっぱり寒かったな。

こういうパレードは無料、と勝手に信じ込んでいたけれど、Sバーンで駅に到着したら、チケットの売り子さんがいて、

1人2.5ユーロ

という。企画したドイツ人ですら、『入場料がいる、なんて知らなかったよ』とぼやいていた。

町の消防署内でソーセージが売られていたので、そこでソーセージとケーキを食べ、パレード見物の場所取りへ。最前列だとパレードに参加している魔女の人にさらわれたり、いたずらをされるから、と、大人な私たちは、(雪に覆われた)茂みの後ろ側に陣取った。

私たちの住む街のパレードよりも、『さらわれる人』が多かった。健康保険の会社の山車では、手術のようなデモンストレーションがあり、

患者がさらわれた観客

だったり、熊が網を持って観客を捕まえたり。
今回は雪が積もっていたから、それで雪合戦が始まったり、結構見ていて楽しかった(私は参加するよりも見て笑っているほうが好き)。

が、突然私の目の前に魔女が現れ、

私の頭に紙くずをしつこくつけ

立ち去って行った…髪の毛をがしがしされたので、髪の毛の奥まで紙くずが入り込み、取り除くのが大変だった。そのあと、雪をかけられたりしたけれど、途中、

ガーベラを1輪

もらい、大満足。パレードもそろそろ終わりだな、と思っていたら、背後に何かの気配がしたので、振り返ってみたら、



がいた。でも、私とそう身長が変わらなかったので、反撃してみた。アジア人が目立つのか、一緒に行った日本人の男の子も相当狙われていた。
そうならないように私は奥まったところで観ていたのに…

私の街のパレードよりも撒くお菓子は少なかったけれど、1時間半くらい、ずっと笑いっぱなしで楽しかった。

コメント
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