今回の一時帰国は、ソメイヨシノの満開には少し早かったけれど、それでもたくさんの花(木蓮、八重梅など)を楽しむことができた。
日本滞在中はずっと天気が良かったので、時間があるときは
毎日散歩
に出て、花めぐりをした。写真は実家から歩いて15分くらいの場所にある枝垂桜で、
開花前から満開まで
毎日通った。「今日が満開だろうな」と言う日には、その枝垂桜の周辺でたくさんの人に会い、『見事ですね』などと声を掛け合った。私が桜に向かって歩いているとき、職人さんらしき若い男性が『あそこの桜、見事でしたよ。満開だと聞いたので、仕事の合間に見に行ってきたんです』と走りながら(急いで仕事場に戻らないといけないから)声をかけてくれた。
また別の日には、まだ咲き始めたばかりのソメイヨシノを撮っていたら、散歩中の女性が『桜を撮ってらっしゃるんですか?』と声をかけてくれた。『はい、そうです』と答えたら、『私、今あそこの道を通ってきたんですけど、山桜が満開でしたよ』と教えてくれたので、早速そちらにも行ってきた。
葉っぱも出ていたけれど、白くてきれいな山桜が満開だった。
知らない人でも、「桜を楽しむ」という共通点があることで、気軽に声を掛けたり掛けられたりすることに驚いた。