私は自分では手芸を楽しまないけれど、誰かが作った作品を見るのは好き。刺し子の存在はそんな手芸好きの方のブログを見て知っていたけれど、失礼ながら「要は波縫いなんだよね。面白いのだろうか」と常々思っていた。
そんなとき、「オリムパスの一目刺しの花ふきん・桜の花」を公開している方がいて、なんとなく私もやってみたいと思ってしまった。次帰国するときにまだやってみたければ日本で購入かな、と思っていたら、
チェコの布屋さんで取り扱い
があった。その布屋さんんは伝統的な布地からモダンな布地まで幅広く扱っていて、以前ソクチくんが何かを作るために購入したことのある布屋さんで、その時から刺し子キットの取り扱いはあったけれど、当時はコースターだけだったのが、今回はふきん(しかも思っていたのと同じ商品)やガイドの格子点入りの刺し子用布地まで取り扱いがあった。
ということで、早速購入した。18ユーロちょっとで、日本で購入するよりは少し高いくらい(今円安なのでレートで換算するとものすごく高くなるけれど、感覚としてはそれほど高くない)。
届いて早速始めた。
夜の本を読む時間をすべて刺し子に充てて
5週間
かかった。45時間くらいになるかな。
下絵の通りに刺していくだけなのに、大きさはそろわないし、まっすぐも刺せないし、ものすごくガタガタになったけれど楽しかった。
一部布の間を通したので、裏側は少しすっきり。
刺し子は刺し子糸をものすごく使う、とネットにあったけれど、出来上がりサイズ約34センチ×34センチのふきんのこのキットに
88メートル
の刺し子糸が入っていた。私はたぶん70メートル弱しか使わなかったので、引っ張りすぎたのかな、と思う。もう少し緩く縫うのが正解だったのかも。
さて、このキットを購入したチェコの布屋さんは、特に日系のお店というわけではなく、なぜ刺し子キットを取り扱っているのかも不明で、日本人以外に購入する人がいるのか疑問に思っていた。オンラインショップの商品説明のところには、『
本商品の説明書は日本語のみ
です』と書かれていたけれど、ウェブサイト上でドイツ語だったか英語だったかで一応刺し方の説明がされていた。
が、不十分だったようで、刺し子キットを購入した非日本人と思われる方から『説明が足りない』とコメントが入っていた。
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