徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

検定試験を手伝う-2021年

2021-12-15 16:20:48 | Weblog
先日開催された検定試験に手伝いに行ってきた。2018年に『人手が足りない』と声をかけてもらってから毎年声をかけてもらっている。去年はコロナで検定試験が中止になったので、私が手伝うのは今年が3回目。

ちょうど感染者数が増加中だったこともあり、「今年も中止になるのかな?」と思っていたけれど、試験関係は割と開催されるようで、この検定試験も無事開催となった。

コロナ関連の規制が強まり、会場の建物に入場するには3G(ワクチン接種者(geimpfte)、コロナ感染快復者(genesene)、コロナ検査実施者(getestete))の証明が必要で、ワクチン接種の場合は、

黄色のワクチンパスポートの提示では不可

で、

QRコード+身分証明書

が必要だった。黄色のワクチンパスポートがオリジナルのはずだけど、紙製だから簡単に偽造できちゃうから不可なのかな。QRコードにしても、そのQRコードの持ち主が本人とは限らない、ということで、こうなったのかな、と思う。私はたまたま検定試験の2週間ほど前にスマホを買い替えていて、無事デジタルに移行していたので良かった。

検定試験はドイツの他の都市でも開催されていて、いつもは全レベルを各都市で行っているけれど、今年はコロナの影響なのか、

都市によって開催レベルが異なって

いた。受験者の中に「やけに遠い場所から受けに来ているな。もっと近い受験会場があるのに、そっちは定員いっぱいだったのかな」という人がいたけれど、そっちの都市では開催されない受験級だったよう。私の友人は逆に、そっちの都市に受験しに行った。


さて当日。
建物入り口できちんと3Gチェックをされ、手伝いの人の控室へ。
いつもはビュッフェスタイルの軽食が用意されているけれど、今年はもちろんなし。

でも、受け持ちの部屋に

水2本とバゲットサンド2本とチョコ(1人あたり)

が用意されていた。水はガス入りとガスなし1本ずつと、気を遣ってもらっていた。
控室にはコーヒー、水、菓子パンも用意され、こちらは欲しい人が取るスタイルのものが用意されていた。

手伝いは二人一組ですることになっていて、私のパートナーは必ずドイツ人だけれど、今年の私のパートナーは

友人の息子

という、とてもラッキーな状況だった。試験の開始前に注意事項をドイツ語で説明する必要があり、ほとんど問題なくドイツ人が引き受けてくれるけれど、たまにもめている人たちもいるので、パートナーがどんな人なのかはドキドキする(英語でコミュニケーション取れる人なのか?とか)けれど、友人息子ということで今年は大船に乗った気分になった。

試験は無事問題なく終了。感染者が報告された、という連絡もないので何事もなく終わったのかな、と思う。みんな、普段の勉強の成果を十分発揮できていたら私もうれしい。

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