自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

「トラム」のことなど・・・

2005-03-30 | Weblog
 TRAM、要するに市電のことである。LRT(ライトレールトランジット)とも言う。岐阜市は廃止。広島や長崎では走っている。昔、京都での学生生活にはなくてはならない乗り物だった。
 日本では岐阜の例を出すまでもなく淘汰の一方である。しかし最近見直され、復活の検討をしている都市もあるらしい。
 欧州ではいろいろ工夫し、活躍している。南ドイツの30万都市のカールスルーエやフライブルクのトラムに乗ったことがあるが、郊外から市内へいくつかの路線が乗り入れている。共通しているのは中心部は車を乗り入れカットし、歩行者天国にしていること。人とトラムと勿論自転車が共存していることだ。
 また、運行にも工夫し、市民の多くは定期券を使用している。「環境定期券」はフライブルクが有名だ。安く、使用方法に工夫している。また、郊外の駅には駐車場完備でパークアンドライドが実施されている。
 運行はワンマンで、乗車は全てのドアの開閉し、乗降できる。乗るときに切符を時間を打刻する機械に差し込むだけである。切符は1時間はフリーパスというのがカールスルーエの仕組みだったような気がする。車掌がいないので、全トビラ開閉のため、ただ乗りはやろうと思えば出来るであろう。しかし、見つかった場合の罰金がすごいとのことである。ただ、乗り降りの時間がすごく短縮でき、運行スピードがUPする。
 私もたまたまだが、検札に出会った。全く前触れなく、突然、私服の職員が手帳をかざしながら「がさ入れだ、抵抗すると撃つぞ」というような感じで切符の提示を求める。ようするに摘発である。迫力満点でびっくりした経験であった。
 思い出話はこれぐらいにして。今日は昼から休暇をとって、東急ゴルフ場~椿コース。53km
 次女が明日から上京。淋しくなるね、全く。

 

 
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