ハンニバル

　昨日の朝、出かけるのが遅くなったのは、ＮＨＫＢＳhiでやりだした、「ローマ帝国に挑んだ男　天才軍師ハンニバル」を見出したからである。８時半ごろ、このまま見ていては乗りにいけないと思って、録画することとした。
　続きは帰ってから見たが、イギリスの制作番組。ハンニバルについては、象をつかってアルプス越えをした将軍、という知識しかなかったが、なるほど奥深い。紀元前３世紀の人物。映画「グラディエーター」の時代より前の人物。
　今でも、戦法の範として各国の軍隊で学ばれているようだが、そうした知略もさることながら、「母国」カルタゴとの軋轢が面白い。戦場からはなれた、現場にいない本国が、茶坊主的発想しかできない宦官政治で勝機を逃しているのは、今も昔も同じようなものだとため息もでる。
（写真は昨日のグリーンロード）