自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

「にあんちゃん」

2011-11-11 | Weblog
 2週間目となるのに、本当にしつこい限りの今年の風邪。まだ鼻水は止まらないし、喉が腫れている様でおかしい。風邪もだんだんしぶとく変化して来ているのか・・・。
 
 二日に分けたが、溜め録りの映画「にあんちゃん」を見た。1959年今村昌平監督。実話の10歳の少女の日記をもとに映画化された。朝鮮戦争後の不景気の時代が背景。
 確か、題名でおぼろげながらに記憶しているのだが、小六(1963年)の頃学校で見たような記憶がある。しかし、映画を見ていても全く「観た」との記憶が蘇ってこない。
 結局映画のラストシーン、ボタ山にのぼっている場面で思い出した。両親を亡くし、貧困のどん底で兄弟姉妹4人がバラバラになりながらも諦めず生きる姿を描く。
 
 自分にとっても小学校低学年の頃は1950年代なので、当時の感じはわかる。くず鉄拾いなどはよくしたものだ。貧しかったが、夜になれば満天の星のなかに天の川がくっきり見えた時代だ。
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