自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

金継ぎ作業の顛末

2016-08-24 | Weblog
 日曜日は午後から金継ぎ作業。現在6個の欠けたお皿や茶碗などを同時並行的に作業している。
 教わる金継ぎ教室などが近くにないため本で独学。破片をつなぎ合わせる作業はある意味達成感もあるので楽しい。ただ、使うのは生漆。ゴム手袋をはめて作業する。
 金継ぎというが、金で継ぐわけでなく、漆の接着力でひっつける。金はあくまで最後の装飾で接着力はない。金蒔絵と同じで塗った漆の線へ金粉を蒔くだけである(後工程としてこすって磨かねばならない)。
作業により、配合を変えた漆を何度も重ねるのだが、5月に始めてまだ最終段階の蒔絵にまで行っていない。購入したセットの純金が少ないためなのだが。骨董以外は真鍮で我慢しようかと思っている。
 また、どうしても多めに漆を使うので、余った漆はふき取ったりして捨てる。日曜の作業も大いに廃棄物が出て、台所の燃えるゴミに捨てておいた。
 
 で、今日は山の神からメールが来た。かぶれて、医者に行ったという。腕の内側がふくれて腫れていた。あと他にもうつっていた。
 月曜日のゴミ出しで、台所の燃えるゴミの袋の中に手を入れたらしいので、それが原因と判断した。
 自分は漆が手に着いたと思えば、油で拭くなど(水はだめ)気をつかっているのがだが・・・漆、恐るべし。自分はなんともないんだが。
 (写真は骨董の九谷の猪口と夜寒焼(名古屋)の向付;この向付を落として割ったのは40年前で親父に叱られたものだ。合成接着剤で接着していたが、はがして、漆で接着し直した)
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