自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

関西旅行(2)

2019-03-12 | Weblog

  そもそも京都へ泊る必要はなかったのであるが、娘夫婦が式後帰郷するのは色々負担との言い訳で、一緒にと、お誘いがあったもの。どうも孫が寺社に興味を持っていることも影響しているらしい。まぁ、時間は余っているのでお付き合い、というか孫お世話係補助役。

 あいにく月曜の天気は午前中、小雨。寺社観光、入門者定番の清水へ。寺は大修理中で舞台も一部のみの公開。土産物店での買い物の方に興味津々の孫の付き合いとなった。寺内の「舌切茶屋 近藤」で休憩したが、茶屋名の由来は、安政の大獄時、僧月照が薩摩へ逃げたが、寺侍の近藤正槙が捕えられ、拷問で逃亡先を責められたものの、舌を噛み切り拒絶、獄門死したことによる。残された家族の生活を助けるため、寺内に茶店を開かせたことによる、とお店の資料で理解する。こんなところにも歴史を味わうのは京都ならではだ。(俳優の近藤正臣は曽孫にあたるという)

 少し早めの昼は久しぶりの「奥丹」で湯豆腐。豆腐は美味しいが全体の食事コスパは良くない(@3000円)。が、建物と庭の雰囲気代というところ。八坂の塔(写真)近くのインスタ映えするお寺(庚申堂)にも寄ったりして、最後に三十三間堂へ移動。1000体を越える千手観音でも見せておけばその迫力で孫の印象にも残るであろうとの算段。

 娘家族とはここで別れて、自分の買い物へ。金継ぎ材料仕入れに「鹿田喜造漆店」(麩屋町通仏光寺上ル)へ。街中にあるので一方通行に悩みながら買い物済ませて、帰宅の途へ、やれやれ終わった。

 

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