3日程前、描いている孫の絵のファイルを長女に送って感想を聞いた。「体に比し、顔、目鼻口はもう少し大きい」とのこと。まぁこれは親の欲目というか一般的な感想。人はどうしても、顔、そして目鼻口に注視し、実際より大きく感じてとらえてしまう。そうして特徴を脳の中で認識するわけで、似顔絵など書くときはその特徴を幾分大げさに表現すると成功する。絵に表現すると人は客観的に見て、自分の感覚とどこか違うなどと思うのではないか・・・
自分としては大きさの対比はまぁ「正確」に描いているつもりであったが、今日の作業で、左目(手前)は右目に比しやや小さく感じられたので、0.5~1㎜程度横に大きくした。そのほかは、目鼻口を少しくっきりと表現してみた。いささか、じっさいよりバタくさい顔つきになってしまった(写真)。くっきりさせれば大きく感じられるものである。