自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

DD51の引退

2021-03-12 | Weblog

 今日のニュースで見た。JR貨物として、四日市~稲沢間の貨物をけん引していたDD51が今日で最後に引退するという。
 DD51は昭和44年(1969年)10月に、通学に利用していた関西線(亀山~名古屋)のSL、C57を追いやったディーゼル機関車でもあり、当時(高3)は嫌な奴だ、と思っていた。運転席が中央にあり、機能的過ぎて、いささか風情もない、当時、鉄ちゃんだった自分としてはとても写真の被写体にはならないと、撮ることはなかった。
 しかし、引退となると、50年以上(1962年が最初であり60年近くとなる)稼働していた形式であり、優秀な機関車でもあったということか、と、今となっては思う。
 ということで、高3の9月4日に撮影した黄ばんだ写真。桑名~富田間にあった朝日信号所(現在は駅になっている)にて。
(上り928レDD51664 下り229レC5783 と記録にある。なお、鉄オタネタですが、C5783号機は前方両サイドにあるデフレクター(除煙板)が門デフという門司鉄道管理局小倉工場で発案されたものを付けている。除煙板は運転席に煙がいかないよう気流を発生させるためのものだが、デフの下部にはシリンダーがあり、点検整備に邪魔となる。それで整流効果が少ない下部を切り取り加工されている。名鉄管理局内では当時この1機のみで特徴があった)

 

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