自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

漆集落を訪ねる

2021-03-24 | Weblog

 美杉村(津市)の漆集落を訪ねたのは15年から10年ほど前のことと思うのだが、忘れてしまった。ただ、この集落は周囲を山に囲まれた開けた高地(標高500m~540m)にあり、地形上興味深い所だ。ゴルフ場も建設されているなど、隆起した準平原のような感じだが、その成り立ちは良く知らない。
 28Tが使える、娘のRD4600を付けたジャイアン号だがティアグラの28Tのギアを普段使わないホイールに嵌めていたので、外して、今使っているニュートロンに昨夜付け替えた。それで試してみようと、漆集落への道をとる。
 自走ではしんどいな、と久居市民プールPまでデポ。9時半、一路美杉の谷へ。
 まず、登りの取りつき、竹原橋を渡ってJR踏切を越えて左折。林道を登る。名前は分からないが、仮に「竹原林道」としておくけれど、なかなか勾配がきつい。10%越えは普通、ということで28Tを使うも脚を削られる。1kmで110mほど登ると君ケ野ダムからのぼってくる林道と出会う。一旦勾配は緩むが、すぐ登りは始まり、脚は休められない。路面は綺麗なので走行に問題はない。勾配10%(またはそれ以上)は連続する。途中で脚を休めないと進めない。つくづく衰えを知る。武平なんぞ登れんナと感じた。ようよう標高600m(標高差500m)のサミットを越えて、漆集落までは下り。
 漆集落のかっての分校跡で写真。(前来た時もここで写真を撮った)
 漆からは一旦軽く登って、比津峠まで激坂を下る。登ったことは無いが、登ろうとは思わないほど勾配がきつい所。
 比津峠を八知側に降りて、八知の「山里」へ、12時前。
 この間の御杖村の鹿フライのお口直し。冷蔵庫から出してきた鹿の生肉を揚げてくれる。鹿フライ定食850円。大将に八知から漆へ登る林道の状態について確認したが、「車も通るし、綺麗だよ」とのこと。県道693号のように全面杉の枝葉で覆われている、という事はなさそうだ。
 帰路は竹原の淡墨桜を見物。満開となり、花が全体に白くなっている。散り始める頃には花が墨を引いたように見えることが名前の由来。
 この先、初めて通る道をなるべく選びながら、デポ地へ戻る。走行69㎞。 

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