自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

乗鞍の顛末(3)

2015-09-01 | Weblog
(チャンピオン達の戦い)
乗鞍チャンピオンクラスでは、1位森本、2位兼松、3位矢部となったが、ゴールのラインを越えたのは、矢部、森本、兼松の順。
森本氏のブログを読めば戦術が書いてあるが、スタートラインを越えたところから計測されるネットタイム方式というレギュレーションなので(これが駆け引きが普通のチャンピオンクラスにふさわしいかは別だが)、後ろからのスタートを選んでいる。鈴蘭橋までに先頭グループに上がれば良い、とのことで、後ろから矢部、兼松氏を確認している。

矢部氏の戦術はわからないが、兼松氏も同様に矢部、森本両氏の後ろでスタートする予定であった。しかし、スタート位置では森本氏を確認できなかった。(兼松氏は昨年は骨折で欠場、一昨年は6位)
鈴蘭橋までのやや勾配の強いところで、兼松氏は矢部、森本両氏を前方に確認するが、森本氏が最初から前方にいたものと勘違いしたのが失敗だったと言っている。
金子選手の旦那さんからのコース決定予想とダブルギアの助言もあり、早朝、ダブルギアに変更した(GOKISOスタッフが取り付けなおした)森本選手。短縮となったゴールまでは勾配が全体的に緩やかであり、その中でもフラットと感じるぐらいのところが2か所あるためだ。しかし、コース決定前のことである。
アウターは「ゴール前では思いのほか勾配が強くて使えなかった」と森本氏は言っていたが、冷静な分析と行動、実力伯仲する中で勝機をつかむ術ですね。(強敵、筧氏のパンクも支援となったかもしれませんが(笑))
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