自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

今治城

2016-11-08 | Weblog
 土曜日は時間の関係で、中まで見なかったが、今治城、地図で見ていた限り小さな城かと思っていたが、さにあらず大きな城だった。当時のもので残っているのは内堀と石垣だが、昔は中堀、外堀まであって、想像するに立派な城であったように感じた。(天守は昭和55年の再建。以後櫓など再建・整備されている。)
 築城は1604年、宇和島8万石の城主だった、藤堂高虎。関ヶ原の功績により今治12万石を与えられ、20万石の中心地として今治城を造る。しかし、1609年には伊勢国(伊賀)20万石と今治2万石の併せて22万石となり、津へ引っ越していった。1615年丹波亀山城(亀岡市)の天下普請(幕府の命令で西国大名に造らせた)に際し、縄張りをしていた高虎は、今治城の天守を解体し寄進したと言われている。天守のあったのは10年足らずということらしい。
 今治に泊まることがあれば、ゆっくり見て来ようかな。
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しまなみ海道(2)

2016-11-07 | Weblog
 日曜は道の駅付属の公園で朝食準備。今回はコールマンピークワンを持ってきたので、朝からラーメン(エースコックのワンタンメン)白菜とねぎを切ったものを持参、昨夜酒のあてにと購入したが食べなかったじゃこ天もいれて、作る。チーズポタージュも持てきているので、パンとポタージュで腹を満たす。朝は冷えて、こういう暖かいものは腹にしみいる。
 さて、まずは尾道対岸の向島の市民センターに車で移動して、スタート準備。ここは無料の駐車場。8時20分頃スタートする。前を行く男女が30km少しの良いスピードで走っているので、追いついて後ろに付く。先頭交代もして話しかける。しまなみを往復するという。女性も最初の因島大橋への登りを自分と同等のスピードで登っていく。往復するというだけある脚。
 しかし、橋の上では脚を使い過ぎたか、走れない様子。旦那(どんどん先に行っているので恋人ではない…)と思しき男性は脚自慢らしく、数百メートル先。橋を降りて、旦那の後ろに付くのも辛そう。間に入って引いてと思ったが、その脚もなさそうなので、旦那に忠告して、先に行くこととした。
 今日は因島の土生地区へ行くのも目的。まずは自転車神社こと大山神社へ。のりくら教開祖としても経営の在り方を勉強する必要がある(笑)
 その後は、長崎港で生名島へのフェリーなど見物(1時間に4本もある)500m先が生名島だけどね(橋はない)。
 裏通り(昔は表通りだろうが)は飲み屋街となっていて、これでもかというぐらい飲み屋がある。幅3mもないようなメイン道路の商店街を自転車で散歩。日曜なのでやっている商店はほとんどないが、港町は面白い。
 次は、「生口島」へ橋を渡る。まず、島の南側を追い風に乗って快調に走って、昨日渡った多々羅大橋をバックに写真。
 ここからは、島の北側を走行(これがしままみのメインコース)。向かい風となって、とたんに遅くなる。平山郁夫美術館を過ぎて、11時。昼食を「しま一」で食べたが、ここは漁師がやっている店。絶品の魚が食べられる。
 食後、向かい風の中をちんたら走っていると、後ろから追い越していく若いチャリダーに付くことに。この強い向かい風の中28km以上で走るので、先頭交代するもこちらはそこまで行かない。見ればフラぺにスニーカー。聞けば「香川から来て6月に始めたところ」という。「速いね、どんどん速くなるよ、ビンディングにしたら」と言うと「こけるのが怖いので」という。「こけるのは止まった時で走っていればこけないよ」など言ってお勧めする。
 彼とは因島大橋登り口で別れ、自分は最後の目的地、向島の東コース方面にある「ウシオ チョコラトル」へ。50mほど急な坂を登る。行ってみて驚いた、ヘルメットを手に持った女子が10人ほど団体でいるではないか。店は混んでいて、自家製チョコの店なのだが、チョコは売り切れ。ホットチョコも売り切れ。飲み物は先行女子のおかげで時間がかかりそう。くずチョコがあったので買って早々に退却。辺鄙な所にあるが、土日は他県からの客も多く毎度混雑の店。
 2時前にデポ地へ戻って帰宅準備。帰途は宝塚手前で1時間渋滞に巻き込まれたが、京滋BP経由で京都を避けてなんとか19時半に帰宅。家で夕食と考えたので尾道には寄らず、次回のネタとした。走行82km。
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しまなみ海道

2016-11-06 | Weblog
 この土日は我が家から400km程離れた「しまなみ海道」サイクリングの旅。
 土曜は4時過ぎに家を出て、9時35分頃「しまなみ」の中間点、大三島着。道の駅の大駐車場に車を停めて準備。10時ごろから今治へ向けて乗りだす。
 今回、今治の宿をとろうと思ったが、すでに糸山、シクロハウス、安ビジネスなど満員。宿は諦めて、愛媛県内で一日、広島県内で一日の日程とするため、真ん中の大三島を車中泊の拠点とした。
 大三島から伯方島、そして大島と海の景色を楽しんで走行。思ったのは一つの島がでかいこと。橋を走る時間より、圧倒的に島内の陸地を走る時間が長い。「海道」とは言うもののそれは一部。
 大島では、村上水軍博物館へ寄り道。因島村上、能島(大島)村上、来島村上と「海賊」も大きく3集団あったようだ。歴史ものには寄らずにはおれない。ここで昼食。
 昼の後は、山登り。標高300mの亀老山へヒルクライム。(展望台からはこの景色(写真))最後にかかる橋(来島大橋)は4kmあるので、まぁ海の道、というところか。
 橋を渡って折り返しもできるが、今治の市街へ行かないと四国へ渡った気がしないので、今治城をゴールとして、市街へ。
 今治城は再建でコンクリ仕様。しかし立派な城だ。堀は広く松本城のよう。鯉の群れがいると思って、魚を見ると黒鯛(ちぬ)が50匹ほど。すぐ近くは港で、海水の堀。漁協が黒鯛やボラを放流したたしい。
 城見物していると遅くなると思って、ぐるりを見て引き返すこととする。帰路は追い風、4時前には戻ったので、ついでに多々羅大橋(県境)を往復してみる。走行92km。
 夕食は車で宮浦にある「大漁」で。海鮮丼480円で売っている店。店の前の大山祇神社に参拝。風呂は多々羅温泉。シャンプーも石鹸もない風呂だが310円(65歳以上は250円)は安い。石鹸は車に積んでいたので助かった。
 多々良橋の夜景を撮ろうと思ったが、明石大橋のような電飾をやってなくて、絵にならないので少し残念だった。
 後は、風呂上がりのビールを車中で飲んで、すぐに就寝、一日目終了。
 
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プロの技

2016-11-03 | Weblog
 この土日は遠方へサイクリングと計画している。LOOK号を車に積む予定だが、気になるところがある。
 先日の土日のサイクリング以来、どうも前の変速機がおかしい。土曜など3度もチェーンが外れて指が真っ黒になった(地面へ押し付けて油を落としてはいるが)。アルテグラのFDなのだが、ガイドが外に向かってふくらんでいる。デュラなら板厚でこうなならないだろうが、アルテはガイド板がペンペンだ。変形したままでいけないので、プライヤーで少し押し戻してみたが、どうだろう。外側のネジを時計回りに締めたが、その効果は。
 ということで、午前中は垣根の剪定作業をしていたので、午後から少し椿方面へ乗りながら、3Kさんへメンテをお願いにいくこととした。
 途中でインナーからアウターへ変速してみるとやはりダメ。チェーンが外へ落ちる。
 やれやれと思いながら、椿の方へ向かうと、風も強く、雨で時雨れてくる。調子を見るために乗っているので、こうなるとUターン。小古曽方面へ追い風受けて行くことに。
 3Kさんに着くと、非常に珍しくお客が居なかった。ガイドプレートがふくらんでいるというと、早速、道具を使ってグイグイと形状を治す。トルクがかかった状態で変速すると外へ膨らむ、という。ネジも一杯締めていると思ったがそうではなかった。ゴミでも噛んでいるらしい。作業はすぐに終わって、性能が戻りました。プロの技ですね。
 変速の調子を見ながらリアのRD-7700が動きが悪くなって25Tにするとガイドプーリーとギア・チェーンが干渉して音鳴りがしていると3Kさんに言われた。外して分解掃除するか、いっそキャパの大きい今様のRDに交換するかだな。
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